たばこをやめたいと思っているあなたへ【禁煙支援・禁煙治療】

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ページ番号1022024  更新日 令和4年5月16日

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5月31日は世界禁煙デーです

5月31日は、世界保健機関(WHO)が制定した世界禁煙デーです。また、5月31日~6月6日は厚生労働省が定める禁煙週間です。

世界禁煙デーや禁煙週間をきっかけに、喫煙者の健康被害やたばこの煙が周囲に与える影響、未成年者の喫煙などについて考えてみませんか。

 

「たばこをやめたい」あなたを応援します!

 たばこによる健康への影響は、主流煙を吸い込む「能動喫煙」によるものと、主に副流煙を吸い込む「受動喫煙」によるものに分けられます。
 いずれの場合も、のどや肺に到達した有害物質が血液を通じて全身に運ばれ、がんや脳卒中などの健康被害を引き起こします。国内では、能動喫煙が原因で年間約12~13万人、受動喫煙が原因で年間約1万5,000人が死亡しているものと推計されています。

 たばこをやめようと思っても、なかなかやめられない。そんな方も多いのではないでしょうか?「たばこをやめたい」と思ったときは一人で悩まずに、周囲の仲間の力や医療の力を借りましょう。

 さあ、始めてみませんか?あなた自身のために、周囲の人のために、たばこをやめたいあなたを応援します!

禁煙3原則は「捨てる・買わない・もらわない」

  1. まずは、「禁煙宣言」をしましょう!
    誰かに宣言することで、自分への意識付けにする
    周囲の人が禁煙していることを知ることで、「つい一服」を防ぐ
    周囲からの応援をもらうことで、気持ちを強く持つ
  2. 環境を変えてみましょう!
    たばこ、ライター、たばこ自販機用カードを処分する
    たばこの煙に近寄らない
    たばこを買える場所に近づかない
  3. 行動を変えてみましょう!
    水やお茶を飲む
    ガムをかむ、歯をみがく
    深呼吸をする
    軽い運動や掃除などをする
  4. 生活パターンを変えてみましょう!
    ストレスをためない
    たばこが吸える酒の席への出席を控える
    食後の歯みがきで気分スッキリ

禁煙したいのにやめられない方、何回も禁煙に失敗した方に

 禁煙できるかどうかは本人の意思の強さだけによるものではありません。

 たばこに含まれるニコチンは強い依存性をもつ物質です。「禁煙したいけどなかなかやめられない」という状況は、ニコチン依存症という病気の症状で、治療が必要な状態と考えられます。

 そんな時、禁煙外来を使って禁煙に取り組むことができます。医療機関での禁煙治療や禁煙補助薬を使うことでニコチン切れの症状を抑えることができ、比較的楽に禁煙できるようになりました。

薬にたよらなくても禁煙できます

一般社団法人日本禁煙学会のホームページには、薬にたよらない禁煙方法として、「禁煙ポケットブック第2版」を掲載していますので、ご覧ください。

禁煙治療について

一般社団法人日本禁煙学会のホームページのホームページには、「千葉県内の禁煙治療に保険が使える医療機関」を掲載しています。禁煙を思い立った方は、ぜひご検討ください。

※禁煙外来薬剤の供給不足のため、新規外来患者受入を停止している場合があります。また、健康保険等で禁煙治療を受けられない医療機関や予約制となっている医療機関もあります。詳細は、医療機関に事前にお問い合わせください。

健康保険等を使って禁煙治療が受けられます

禁煙治療には保険診療と自由診療があり、平成18年4月から、下記の条件を満たす場合、健康保険等を使って禁煙治療を受けることができるようになりました。

ニコチン依存症に係るスクリーニングテストで5点以上、ニコチン依存症と診断された方(※ニコチン依存症の診断は医師が行います。)

35歳以上の方については、ブリンクマン指数(=1日の喫煙本数×喫煙年数)が、200以上の方(※平成28年4月から、34歳以下の方に対しては、ブリンクマン指数の条件が撤廃されました。)

直ちに禁煙することを希望されている方

禁煙治療を受けることを文書により同意された方

 詳細については、下記のリンク先ページをご覧ください。

前回の治療の初回診療日から1年経過していること

 過去に健康保険等で禁煙治療を受けたことのある方で、前回の治療の初回診療日から1年を経過している場合は保険診療による治療が対象となります。(前回の治療の初回診療日から1年を経過しない場合は自由診療となります。)

 過去に禁煙治療をした人で、再喫煙してしまっても、もう一度挑戦できます。

禁煙治療のスケジュール

  1. 標準的な禁煙治療のスケジュールは、12週間です。その間に診察を5回受けることになります。(初回の診察、初回の診察から2週間後・4週間後・8週間後・12週間後に受診)
  2. 初回の診察では、ニコチン依存症の有無をチェックし、健康保険等を使った治療が可能かどうかを調べます。あなたの健康状態や喫煙歴等を確認し、禁煙補助薬の処方やニコチン切れになった時の対処法などのアドバイスを受けることができます。(※受診する医療機関や医師により異なる場合があります。)

 治療途中で診察をやめる方がいますが、そうした方の禁煙成功率は低いことがわかっています。診察を中断したことによって、医師のアドバイスや薬の処方が受けられなくなるためです。一人で禁煙するのは難しいことです。12週間の禁煙治療は最後まで受けましょう。

禁煙治療の費用

 13,000円から20,000円程度となります。

  • 標準的な禁煙治療スケジュール12週間、計5回受診、自己負担3割の場合。
  • 処方される薬により異なります。

 詳細については、下記のリンク先ページをご覧ください。

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(複数回答可)


このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 健康増進課
〒270-0121 流山市西初石4丁目1433番地の1 流山市保健センター
電話:04-7154-0331 ファクス:04-7155-5949
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。