海外での感染症にご注意ください

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ページ番号1000737  更新日 平成31年4月26日 印刷

海外に渡航する際の感染症予防について

 夏休みやゴールデンウィーク、年末年始などの連休には、旅行などで多くの方が海外に渡航されます。

 海外には、日本にはない、または渡航により感染リスクが高まる感染症があります。また、時差や気候の違いなどから様々なストレスを受け、免疫力が低下し、病気にかかりやすくなってしまいます。

 海外で感染症にかからないようにするために、感染症に対する正しい知識と予防方法を身に付けましょう。また、無理のないスケジュールを心がけ、避けられる危険を避けて、楽しい旅行にしましょう。

海外渡航の前に

 海外渡航を計画されている方は、厚生労働省検疫所「FORTH」や外務省「海外安全ホームページ」(関連情報の外部リンク先)などで、渡航先で流行している感染症を事前に確認し、必要な対策をとりましょう。

 また、母子健康手帳などで予防接種歴を確認し、予防接種が推奨される疾患のうち、まだ予防接種を受けていないものがあれば、「海外の感染症を国内に持ち込まない」「国内の感染症を海外に持ち出さない」ために、時間的な余裕をもって医師に予防接種の相談をするなど、適切な感染予防を心がけましょう。

感染症予防のポイント

麻しん(はしか)・風しん・ポリオ(急性灰白髄炎)

 世界保健機関(WHO)が排除又は根絶を目指している麻しん(はしか)・風しん・ポリオ(急性灰白髄炎)は、日本での患者さんは減少傾向又は発生していないものの、海外では感染することがあり注意が必要です。

  • 麻しんについては、日本は平成27年3月に世界保健機関(WHO)から麻しんの排除状態と認定されましたが、その後も海外で感染した患者さんを契機とした国内での感染拡大事例が発生しています。麻しんは感染力が非常に強いため、注意が必要です。
  • 麻しん・風しんの発生がない、あるいは非常に少ない国・地域では、滞在中に麻しん・風しんを発症すると、感染の拡大防止のため、発症した本人はもとより、同行者も移動を厳しく制限されることがあります。
  • 麻しん・風しんにかかった事がなく、予防接種を2回受けていない方は、渡航前に予防接種を受けましょう。(罹患歴や予防接種歴が不明の場合は、抗体検査を検討してください。)
  • ポリオが発生している国に渡航する方は、追加の予防接種を検討しましょう。

蚊やダニから感染する感染症

 蚊が媒介する感染症には、ジカウイルス感染症、黄熱、デング熱、チクングニア熱、ウエストナイル熱、日本脳炎、マラリアなどがあります。また、ダニが媒介する感染症には、クリミア・コンゴ出血熱、ダニ媒介性脳炎、リケッチア感染症、ライム病、回帰熱などがあります。

  • 皮膚が露出しないよう長袖・長ズボンを着用し、裸足でのサンダル履きは避け、忌避剤(虫よけスプレー等)を使用するなど、虫に刺されないようにしましょう。忌避剤については、使用方法や使用上の注意点を守って適正に使用しましょう。
  • ジカウイルス感染症については、妊娠中に感染すると胎児に小頭症などの先天性障害をきたすことがあります。妊婦さんや妊娠の可能性のある方は、可能な限り流行地域への渡航を控えてください。性交渉によっても感染することが確認されているため、流行地域から帰国した男女は、感染の有無にかかわらず、最低6カ月間(妊婦さんの場合は妊娠期間中)は、性行為の際にコンドームを使用するか性行為を控えてください。国内でのウイルス拡散防止のため、帰国後少なくとも2週間程度は、忌避剤を使用するなどして蚊に刺されないようにしてください。
  • 黄熱には、有効な予防接種があり、接種した方には「黄熱予防接種証明書(イエローカード)」(接種10日後から生涯有効)が発行されます。国によっては入国や乗り継ぎに際し、イエローカードの提示を求められる場合があります。なお、黄熱の予防接種は、検疫所および特定の医療機関での事前予約制となりますのでご注意ください。
  • 日本脳炎には、不活化ワクチンによる予防接種が有効です。
  • マラリアには、医師の処方による抗マラリア薬の予防内服が有効です。

水や食べ物から感染する感染症

 腸管出血性大腸菌、コレラ、細菌性赤痢、腸チフス、A型肝炎、E型肝炎などの感染症があります。

  • 生水は飲まない、氷・生野菜・カットフルーツなどが入ったものを食べることは避け、食事は十分火の通ったものを食べるよう、注意しましょう。
  • 手を石けん、流水で洗いましょう。水道や石けんが無い場合も多いので、消毒用ジェルの利用も検討しましょう。

動物から感染する感染症

 狂犬病〔犬・猫・コウモリ・キツネ・アライグマ等〕、鳥インフルエンザ〔ニワトリ等〕、中東呼吸器症候群(MERS)〔ヒトコブラクダ〕などの感染症があります。

  • これらの動物にむやみに近づいたり、触れたりすることはやめましょう。
  • 動物に咬まれたり、引っかかれた場合は、ただちに地元の医療機関にかかり、狂犬病ワクチンを受けてください。
  • 動物を触っただけの場合も、手洗いをしっかりと行いましょう。
  • 殺菌されていない乳や十分に加熱されていない肉などを食べることは避けましょう。
  • MERSが発生している中東諸国で患者さんやヒトコブラクダと接触した方は、帰国後に検疫所の健康監視(最長14日間)の対象となることがあります。

その他

 薬物やゆきずりの性交渉で感染し、一生の後悔をすることのない行動をとりましょう。

帰国時、帰国後に体調が悪くなった場合

帰国時

 空港や港にある検疫所では健康相談を行っています。帰国時に発熱・咳・発疹・下痢・具合が悪い等の体調不安、動物に咬まれた、蚊に刺されたなどの健康上心配なことがあれば、検疫所に相談してください。

帰国後

 感染症には潜伏期間があり、帰国後しばらくして症状が出ることがあります。帰国後に何らかの体調不良を訴える方は、全旅行者の数十パーセントに及ぶといわれ、典型的な症状は、下痢などの胃腸症状、皮膚の異常、咳、発熱です。治療が必要な感染症の場合もあるため、早急に医療機関を受診しましょう。

 その際には、あらかじめ受診する医療機関に、症状、渡航先、滞在期間、現地での飲食状況、渡航先での職歴や活動内容、動物との接触の有無、予防接種歴などを必ず伝えてから受診しましょう。

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