流山市交通バリアフリー基本構想について
1. はじめに
流山市民待望の鉄道「つくばエクスプレス」が平成17年8月24日に開業したことにより、東京までのアクセスが飛躍的に向上し、高齢者や身体障害者等、だれもが快適に移動できるようになりました。また、これに合わせて路線バスの新設・再編が行われ、市内の移動もさらに便利になりました。
今後ますます少子・高齢化の時代を迎え、公共交通機関の果たす役割が重要視されております。本市の都市計画に関する基本的な方針である「都市計画マスタープラン」では、市が目指す将来都市像を実現するためのまちづくりの全体目標の1つとして「すべての人が自由に行き交い、楽しく活動するまち」を掲げています。高齢者や身体障害者、妊産婦等で移動に不自由な思いをされている方にとっても住みやすいまちにしていくことが重要です。
こうした社会動向や流山市都市計画マスタープラン等の上位計画を踏まえ、本市では平成12年に施行された「交通バリアフリー法」の規定に基づき、平成18年3月に「流山市交通バリアフリー基本構想」を策定しました。
本構想では、公共交通事業者等のバリアフリー整備方針を示している他、思いやりや気遣いといったソフトバリアフリー施策として「心のバリアフリー」の取り組み方針についても示しております。
なお、一体的・総合的なバリアフリー施策を推進するために、ハートビル法と交通バリアフリー法を統合・拡充した「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」が策定されました(平成18年6月21日公布、12月20日施行)。
本法律の趣旨は高齢者、障害者(身体障害者・知的障害者・精神障害者・発達障害者を含む、すべての障害者)、妊婦、けが人などの、移動や施設が集まった地区において、重点的かつ一体的なバリアフリー化を推進し、また、バリアフリー化のためのソフト施策を充実するものです。
2.流山市交通バリアフリー基本構想の経過
- 第1回流山市交通バリアフリー基本構想策定委員会議事録(平成17年9月20日開催) (PDF 132.8KB)
- 第2回流山市交通バリアフリー基本構想策定委員会議事録(平成17年12月21日開催) (PDF 130.8KB)
- 第3回流山市交通バリアフリー基本構想策定委員会議事録(平成18年3月17日開催) (PDF 80.3KB)
3.重点整備地区
江戸川台地区(江戸川台駅周辺)
南流山地区(南流山駅周辺)
4.特定事業計画について
「高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律(交通バリアフリー法)」第6条の規定に基づき、駅とその周辺地域におけるバリアフリー化を重点的、一体的に推進するため、基本的な考え方を示した「流山市交通バリアフリー基本構想」を平成18年3月に策定しました。
本構想における整備方針に基づき、各事業者等が重点整備地区(江戸川台地区、南流山地区)のバリアフリー化に向けて整備を図っていくこととなります。
このことについて、鉄道事業者や路線バス事業者、タクシー事業者が重点整備地区の整備実施時期や内容等をまとめた特定事業計画を作成しております。
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