ぐるっと流山 バンジョーオンステージ

ページ番号7259 更新日 平成23年2月15日

東葛高校の音楽仲間が勢揃い  青木研さんのデキシーランド

楽しいバンジョーのステージ

  2月13日(日曜日)、生涯学習センターで「Banjo On Stage in Nagareyama Voi5」が行われ、200人のファンが生演奏を楽しみました。同センターの指定管理者アクティオ株式会社と流山ジャズフェスティバル実行委員会が主催しました。流山が生んだ世界的バンジョー奏者・青木研さんを中心に同センターが企画したライブステージは5回目。今回のバンジョーオンステージはデキシーランドです。


バンジョーを演奏する青木さん

 「オリジナル ディキシーランド ワン ステップ」から始まったステージは、「ハロードリー」や「世界は日の出を待っている」、「セントルイス・ブルース」、「月の砂漠」などと続いていきます。これまでも市内の小学校吹奏楽部をゲストに一緒に演奏したり、前回は市内の平均年齢76歳という中高年バンドと一緒に演奏するなどさまざまな企画で楽しいステージ展開を演出される青木さんですが、今回のテーマは「母校の校庭」です。

 青木さんは流山市立八木北小から常盤松中を経て、県立東葛飾高校を卒業されています。校庭でバンジョーの練習をしていると放課後、後輩たちが「これは何と言う楽器ですか?」と集まって来たとか。この日は、2部構成のステージでしたが、第2部のオープニングはステージ前のフロアーを懐かしい校庭に見立てて当時を思い出しながらの演奏です。


世界を股にかけ活躍する青木さん

 ギターの吉原聡さんやテナーサックスの渡辺恭一さんそして、メジャーデビューのお話もあると言うトローンボーンの菊池明香(はるか)さんら同高校の後輩たちと一緒に、バンジョーの青木さんがインタビューやプレーヤー紹介を交えて曲を披露していきます。高校時代に想いを馳せて演奏を楽しんでいると、会場が少しずつ明るくなり、気が付くとステージにはクラリネットの後藤雅広さんやトランペットの筒井政明さん、ピアノの山本琢さん、スーザフォンの井桁賢一さん、そしてドラムスの日高弘さんらが勢揃いして名プレーヤー9人の賑やかなデキシーランド音楽が響き渡ります。

 リクエストを中心に「ラプソディ・イン・ブルー」など時間をオーバーしての熱演に、地元の「宮園JAZZ楽会」の方々をはじめ青木さんのライブは毎回いらしているという熱心なファンの皆さんは大喜び。青木さんはこれまでもサマーファンタジアでの屋外演奏や中学校での講演会など、市内のイベントや教育行事にご協力いただいていますが、青木さんは、長野オリンピック、NHKみんなのうた、世界の快適音楽セレクション、オランダのブレダジャズフェスティバル、そして昨秋には本場アメリカ・カリフォルニアのバンジョー大会にヘッドライナー(メインアクト)として出演し、大トリを飾ったほどの実力者。

 いつも客席を演奏しながら練り歩くエンディングの「聖者の行進」は手拍子や握手を求める人、飛び入り参加でトランペットを吹きながら一緒に練り歩く人などで大きな盛り上がりとなりました。ステージに戻ると花束贈呈と、バレンタインデーの前日と言うこともあってチョコを渡す人々で一杯。地元ならではのアットホームなコンサートとなりましたが、この模様はJCNコアラ葛飾の「デイリーニュース」でも14日に放送されました。なお、放送後はホームページのBBコアラのコーナーでも見ることができます。夏のジャズフェスティバルには青木さんのバンドもご出演を予定されているそうです。楽しみですね。


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