ぐるっと流山　宮園JAZZ楽会

宮園JAZZ楽会が発足　初ライブに世界の青木研さん招く

　ジャズを愛する仲間で作った「宮園JAZZ楽会」が 初ライブに流山出身のバンジョー奏者・青木研さんを迎え、11月21日（日曜日）、生涯学習センターでバンジョーライブを開催しました。「宮園JAZZ楽会」は、生涯学習センターのジャズヒストリー講座などをきっかけに宮園自治会にお住まいの皆さんを中心に結成された愛好者グループで、当日は約80人のジャズファンが集まりました。

• ジャズヒストリー講座
• 青木研さん(新しいウィンドウで開きます)

　この日のライヴでは、日本のサッチモと言われた南里文雄さんと共に活動した、小林淑郎さんのクラリネットと共演。「マイブルー・ヘブン」、「煙が目にしみる」、「明るい表通りで」等の懐かしい名曲が次々と響きました。前夜には、市内にお住まいの88歳の方の米寿をお祝いする会に招かれて演奏されるなど、青木さんは流山出身のバンジョー奏者として地元にすっかり定着されていますが、世界を舞台に活躍される有名なミュージシャン。

　終盤の青木さんのソロ演奏、「世界は日の出を待っている」や「ラプソディ・イン・ブルー」は圧巻でした。メロディーとコードとリズムを一人で演奏できるのは世界でも数人。目を閉じて聴いていると、3人のバンジョー奏者の合奏のように聴こえます。ラストの「聖者の行進」では聴衆の盛り上がりも最高潮。傘を持っての行進も飛び出し、拍手拍手で会場は熱気に包まれました。

　長野オリンピック、NHKみんなのうた、世界の快適音楽セレクション、オランダのブレダジャズフェスティバル、そして今秋には本場アメリカ・カリフォルニアのバンジョー大会にヘッドライナー（メインアクト）として出演し、大トリを飾った青木さん。次に青木さんの演奏が市内で楽しめるのは、来春となります。生涯学習センターで平成23年2月13日（日曜日）にバレンタインイブライブが予定されているそうです。お問い合わせは生涯学習センター（電話：04-7150-7474）までどうぞ。