ぐるっと流山 「笑いと健康学会」の第6回研究大会

ページ番号7377 更新日 平成23年11月29日

笑いと健康学会の研究大会 流山市が招かれる

笑いと健康学会の研究大会

 11月27日(日曜日)、六本木ヒルズのハリウッドホールで「笑いと健康学会」の第6回研究大会が行われ、同会の協力を得て「笑って健康!お笑い大行進」を続けている流山市が事例報告を行いました。昨年8月からほぼ毎月1回ずつ開催されているお笑いイベントによって引きこもりがちな高齢者に生涯学習センターにお越しいただき懐かしい漫才やマジック、歌などで笑っていただき免疫力をアップしようという流山市の試みが注目を浴びています。

 研究大会では、現役の医師で健康落語をされている立川らく朝さんが、司会の笑いと健康学会の澤田隆治会長との掛け合いで笑いと健康についてお話をされました。らく朝さんは、流山市のゆうゆう大学で健康落語を披露されたこともあります。また、澤田会長は、流山市生涯学習センターで続けられている「笑って健康!お笑い大行進」を毎回プロデュースしてくださっています。

 基調講演では、東京大学大学院総合文化研究科の石浦章一教授が「認知症は予防できる?~老いを遅らせる薬」と題して、講演されました。遺伝性神経疾患の分子細胞生物学研究の第一人者による笑いと健康のお話には説得力があり、質問が相次ぎました。

  続いて、日本医史学会理事長で順天堂大学の酒井シヅ名誉教授が「江戸川柳と医学」と題して、江戸時代の人々の健康維持の心得やユーモアあふれる川柳について講演されました。NHK「花神」や「獅子の時代」、TBS「日曜劇場JIN-仁」の医学考証を担当されている酒井名誉教授が語る江戸時代の著名な長寿者を例にあげながら、隠居制度と隠居後の生きがいなどについてのお話は歴史が苦手な方にも解りやすい内容となっていました。

 また、研究発表として、在宅医療専門医として、高齢者宅を回って認知症に取り組んでいる医療法人社団至高会理事長でたかせクリニック 院長の高瀬義昌医師が大田区での実践について講演されました。報道番組で特集された高瀬医師の活躍は、映像ならではの説得力を持ち、高齢化社会に対する警鐘に、熱心にメモをとられる方々の姿が見られました。

 流山市の発表は、「健康都市宣言の街・流山市から笑って健康を」と題して井崎市長が招かれました。井崎市長は、メタボ対策なども重要だが、声を出して皆と笑いを共有するような場を持つことも大切ではないかと、健康都市宣言をした流山市の取り組みを紹介しました。澤田会長との掛け合いもあり大きな拍手が贈られました。


「笑って健康!お笑い大行進14」は12月20日に開催

 「笑って健康!お笑い大行進14」は、12月20日(火曜日)午後1時30分から4時(1時開場)まで流山市生涯学習センターで開催されます。出演は、歌って踊ってお笑いエンターテイメントの大御所・おぼんこぼん師匠をはじめ、地元流山が生んだ新人漫才大賞・コンパス、ホームラン、チャーリーカンパニー、ガンリキ、すず風にゃん子・金魚、ものまねのTAKASHI(タカシ)、そして、野田市在住のベテラン歌手・津軽ひろ子の三味線民謡ショーを織り交ぜて豪華8組が勢揃いする年末企画です。チケットは、大人2,000円、高校生以下1,000円、流山市生涯学習センター友の会1,500円で、流山市生涯学習センターで電話予約も受付中。問い合わせは、流山市生涯学習センター(電話:04-7150-7474)。

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