ぐるっと流山　笑いのコレクション展

健康都市宣言の街・流山が贈る 　澤田隆治・笑いのコレクション展

　生涯学習センターで12月27日（月曜日）、澤田隆治・笑いのコレクション展「初笑い！福笑い！」が始まりました。漫才ブームの仕掛け人、お笑い界の巨匠が流山に仕掛ける日本のお笑いワールド。64.8％という驚異的な視聴率を記録した化け物番組『てなもんや三度笠』を皮切りに、『スチャラカ社員』、『新婚さんいらっしゃい』、『ズームイン！朝』、『花王名人劇場』など数々の国民的番組をプロデュースした澤田隆治が有する昭和のコメディ、お笑い、喜劇映画などの数々のコレクションの中から、厳選したポスター184点をはじめ写真、映像、台本、音声、出版物などが展示されています。

　会場内で何と言っても目を引くのはチャップリンの像です。この像は、実際にビバリーヒルズにあるチャップリンの邸宅にあったものだそうです。会期は、年末年始の休館日を除き、12月28日（火曜日）と1月4日（火曜日）から9日（日曜日）までです。入場は無料で、時間は午前10時から午後6時まで。ぜひ一度、お笑い界の貴重なコレクションをご覧ください。また、この日は展示会のオープンを記念して、澤田さんとコメディ界の大御所・財津一郎さんの対談も行われ、お二人の出会いや昔の仕事ぶり、そして日本の笑いの原点ともいえる爆笑王エノケンこと榎本健一さんについての貴重なお話に、会場に詰めかけたお笑いファンの皆さんが耳を傾けました。

　対談の後には、エノケンが近藤勇と坂本竜馬の1人2役を演じた喜劇映画「エノケンの近藤勇」（監督:山本嘉次郎）が上映されました。池田屋事件などを扱った時代劇ではありますが、ストーリーの至る所に笑いがあり、流れる音楽の巧妙なパロディーに会場からも納得の面白さといった声が聞かれました。28日（火曜日）には、澤田さんが語る「テレビの爆笑王たち」が午後2時から予定されています。テレビや喜劇舞台で活躍した喜劇人、爆笑王たちを当時の貴重な映像資料などにエピソードを交えながらご紹介します。

　さらに、新年を迎えた1月4日（火曜日）には、「ぴろきの福笑いコンテスト」（午前11時集合から正午、対象は小学生以下、参加無料、要予約、目隠しタオル持参）や、「新春初笑い！笑って健康お笑い大行進」（午後1時30分から午後4時、出演：おぼん・こぼん、堺すすむ、ぴろき、Wモアモア、ナンセンス、ナポレオンズ、新山ひでや・やすこ、すず風にゃん子・金魚、カントリーズ、中津川弦）も開催されます。

　続いて、1月5日（水曜日）には会場とメンバーを変えて、文化会館で「新春初笑い！笑って健康お笑い大行進」（午後1時30分から午後4時、出演：青空球児・好児、昭和のいる・こいる、ぴろき、高峰和才・洋才、春風こうた・ふくた、青空一歩・三歩、ケン正木、宮田陽・昇、コンパス（流山市民）、チャンス青木、【特別出演】ニューマリオネット）も行われます。チケットなど問い合わせは、生涯学習センター（電話：04-7150-7474）まで。