高規格救急車 流山南救急1 流山南救急2
令和2年度より南消防署では高規格救急車2台で運用しています。
傷病者に応急手当をし、病院へ連絡・搬送を行う車両です。
普通の救急車と違い、救急救命士が医師の指示により、救急救命処置を行うための装備が積載されています。その装備の数は、約300を超えます。
また、出動中の事故防止のため、数多くのLED警光灯やドライブレコーダー、バックモニターが装備されています。
運転席
カーナビゲーションシステム、サイレンアンプ、車載無線機、マイク、バックモニター、救急車の位置が把握できるAVM装置やドライブレコーダーが搭載されています。
後部
スクープストレッチャー
脊椎損傷、大腿骨、骨盤骨折などの疑いがある傷病者等の搬送に用いるものです。左右を分割できて、傷病者の体をすくい上げることが出来ます。
バックボード
高エネルギー外傷や、事故などで脊椎損傷が疑われる場合に、全身を動かないように固定するボードです。頭部を固定するためのヘッドイモビライザーと、体を固定するベルトを併用します。
メインストレッチャー
主に傷病者を乗せて移動するための担架です。車輪の付いた担架で寝台部分は傷病者の症状に合わせて体位管理ができ、数段階の調節が可能になっています。
左方
吸引器一式
口腔内や鼻腔内の嘔吐物や異物、血液などを吸引するための機器です。電動式と手動式があります。
患者監視装置(モニター)
傷病者の体へ電極などを貼って、心電図、血圧、血液中の酸素濃度などを測ることができる機器です。近年はモニターと呼ばれています。
自動体外式除細動器(AED)
傷病者の心電図波形をモニターして心室細動(Vf)を機械的に解析し、電気ショック与えて正常な動きに戻す機器です。
トーマスバッグ
救急用バッグで通称「トーマス」と言われています。バッグマスク、手動式吸引器、ガーゼなど様々な救急資器材が入っています。
パラメディックボックス
このボックスは救急救命士が行う特定行為(気管挿管、薬剤投与)を行うための救急資器材が収納してあります。通称「オレンジボックス」
酸素吸入器一式
現場で傷病者へ酸素吸入や高濃度酸素投与を行います。現場携行用に小型の酸素ボンベが使用されています。
右面
万能斧(ばんのうおの)
消防の世界において使用する基本中の基本の道具です。様々な用途に使用できる、まさに万能斧です。
バール
事故車両や開かなくなった家のドアなどをこじ開けたりする道具です。
ガラスカッター
事故車両のフロントガラスなどを切断して、閉じ込められた人を救出する道具です。
ライフハンマー
事故車両の窓ガラスを叩き割ったり、シートベルトを切断する道具です。
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