おおぐろの森中学校第1回地域ワークショップ報告
おおぐろの森中学校の開校に向けて、関係校の中学生代表や教職員、地域の方々から御意見をいただきながら開校準備を進めるために、令和3年7月12日(月曜日)に「第1回地域ワークショップ」を開催しました。
今回は、おおたかの森中学校の1年生代表生徒、学区に関わる中学校3校の生徒指導主任とPTA代表に参加していただき、制服、ジャージ・体操服のPRやデザイン調整、通学カバン選定について協議しました。
制服、ジャージ・体操服PR検討
児童生徒・保護者の投票で選定した制服、ジャージ・体操服について、メーカーの方々の説明を聞いたり、試着した中学生の感想を聞いたりしながら、アピールポイントを協議しました。
制服のアピールポイント
- ジャケットは、濃紺をベースに、太陽光の下で見ると浮かび上がるブルー(大畔の青空をイメージ)が散りばめられているなど、デザイン性が高い。
- 「タスマニア・メリノ・ウール」という高品質の生地が使用されていて、丈夫で軽く、ストレッチ性が高い。
- 家庭で簡単に洗濯でき、速乾性も高い。裏地が抗菌仕様となっていて、新型コロナウイルスも90%以上不活性化する。また、帯電防止機能もある。
- スラックスとスカート、ネクタイとリボンを自由に組み合わせられるので自由度が高い。(※ネクタイ+スカート、リボン+スラックス、という組み合わせもある)
<試着した中学生の声>
「全体的にデザイン性が高く、エンブレムがかっこいい。ネクタイもカラフルでとてもよい。」(男子生徒)
「実際に着てみて、ジャケットがとても軽く感じた。前傾姿勢をとっても、ストレッチ性があって気にならなかった。」(男子生徒)
「スラックス、スカートどちらもデザイン、着心地ともによかった。普段着で『夏場はスカート、冬場はズボン』という女子も多い。季節に応じて制服を選ぶこともできて、とてもよいと思う。」(女子生徒)
ジャージ・体操服のアピールポイント
- ネイビーの生地に、大畔の森をイメージしたグリーンが映えて、スタイリッシュなデザインになっている。
- ジャージ(上)の脇の部分はメッシュ素材の切り返しとなっている。デザイン性が高いだけでなく、通気性がよい。
- Tシャツは吸汗性、速乾性に優れている。ハーフパンツには、屈伸してもずり下がりにくい機能がついている。
<試着した中学生の声>
「ジャージは背中のロゴがかっこいい。実際に着てみて、脇の部分が涼しいと感じた。暑いときでも蒸れなくてよいと思う。ジャージも体操服も、とても動きやすいと感じた。」
制服デザイン調整
制服のサンプルを見たり、メーカーの方々の意見を聞いたりしながら、デザインや機能面の微調整について協議しました。
ジャケット裾(背面)ーセンターベント
選定投票時のサンプルでは、男子ジャケットのみに「センターベント(背面中央の切り込み)」が入っていました。女子ジャケットにも入れて、共通仕様とするか、協議しました。
<参加者の声>
- 自転車通学の生徒などを想定し、男女ともセンターベントを入れて動きやすいものとした方がよい。
- 共通仕様にすることで、性別に関係なく同様な着心地となる。
ジャケット襟ーパイピング(ブルー)
選定投票時のサンプルでは、女子ジャケットのみブルーの「パイピング(襟のライン)」が入っていました。男子ジャケットにも入れて、共通仕様とするか、協議しました。
<参加者の声>
- パイピングを入れることで襟がほつれにくくなり強度が増すため、共通がよい。
- ブルーのラインがあった方がデザイン的によい。
- 一体感があった方がよいと思うので、共通仕様がよい。
夏服ーポロシャツの追加(選択制)
夏服について、スラックスとスカートは、冬服と同じデザインで薄い生地のものが販売されます。上半身は白のワイシャツとします(ネクタイ、リボンはつけなくてよい)が、その他にポロシャツ(指定品ではなく一般品)を加えて選択制とするか、協議しました。
<参加者の声>
- 柏市のブレザー導入校では、「白・紺・黒、無地またはワンポイント」のポロシャツ(一般品)を加えている。制服を購入した販売店や一般的な衣料品店で購入して着用している生徒が多いようである。
- 夏場の暑い中での着替えや下校が楽になるので、ポロシャツも選べた方がよい。
<試着した中学生の声>
「人それぞれ肌触りの良し悪しが違っていて、ワイシャツだけだと肌荒れになる人もいると思う。肌の感覚によって自分で管理した方がよいため、ポロシャツもあった方がよい。」
「ポロシャツだと汗を吸うため、涼しくてよい。」
「制服と合わせて着てみると、白・紺は合う。黒は合わないと感じたし、暗い時の安全面でもよくないと思う。」
通学カバン選定
通学カバンはリュックタイプとします。候補を絞り込むため、教育委員会へ提案のあった各社のサンプルを比較検討しました。
各社から提案を受けるに当たって、以下の項目を条件としました。
- 市内各中学校のカバン販売価格を大きく上回らない販売想定価格。
- タブレットPCの持ち帰りが安全にできる収納ポケット(衝撃吸収素材)付き。
- レインカバー内蔵または付属。
- 身体への負担が重くならない設計(重量、ベルトの工夫等)。
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