副反応について

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ページ番号1039634  更新日 令和6年12月6日

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 新型コロナワクチンの接種後は、体内で新型コロナウイルスに対する免疫ができる過程で、様々な症状(注射した部分の痛み、疲労、頭痛、筋肉や関節の痛み、寒気、下痢、発熱等)がみられることがあります。これらの症状の多くは接種翌日をピークに発現することが多いですが、数日以内に回復していきます。
 副反応についての詳細・最新情報については、以下の厚生労働省ホームページまたは千葉県ホームページをご確認ください。

添付文書について

使用するワクチンについての詳細は、下記のリンクから添付文書をご覧ください。

副反応の相談について

  • 接種後に副反応を疑う症状がみられた場合、接種を受けた医療機関やかかりつけ医等の身近な医療機関にご相談ください。
  • 千葉県では、身近な医療機関において、さらに専門的な対応が必要であると医師が判断した場合に、専門的な医療機関を円滑に受診できる医療体制を構築しています。

流山市民の新型コロナワクチンの副反応疑い報告の状況について

 国では、ワクチンの接種後に生じうる副反応を疑う事例について、医療機関に報告を求め収集しています。ワクチン接種後には、接種と因果関係のない偶発的な事象も生じますが、因果関係が不明な場合も含めて、副反応を疑う事例として広く収集し、評価の対象としています。流山市内での新型コロナワクチン接種後の副反応疑い報告として千葉県から情報提供があった件数は以下のとおりです。(令和6年8月20日現在)

 

副反応疑い報告数

64歳以下

65歳以上

年齢不詳
 

 

うち重篤※1

     

 

うち死亡

男性

14

3

0

10

3

1

女性

35

6

1

29

6

0

その他

0

0

0

0

0

0

合計

49

9

1

39

9

1

症状※2

アナフィラキシー

血栓症

心筋炎

心膜炎

発熱

血管迷走神経反射

その他の反応

合計

件数

1 0 0 0 10 4 34 49

※1 「重篤」とは、1.死亡、2.障がい、3.それらに繋がるおそれのあるもの、4.入院、5.「1~4」に準じて重いもの、6.後世代における先天性の疾病又は異常のものとされていますが、必ずしも重篤でない事象も「重篤」として報告されるケースがあります。
※2 症状については、副反応疑い報告書内の報告内容に基づき集計を取ったものです。

 全国の副反応疑い報告の報告状況については、専門家による評価結果と併せて、厚生労働省の審議会の度に公表されています。これまでに報告された症例や評価の結果等については、以下の厚生労働省ホームページ「厚生科学審議会 (予防接種・ワクチン分科会 副反応検討部会)」をご確認ください。

予防接種後副反応疑い報告制度

 予防接種を受けた後の副反応疑いについては、報告基準が定められており、基準に当てはまる症状を診断した医師は、国に報告することとされています。

 なお、こうした副反応疑いについて、被接種者や保護者から報告することもできます。

 独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)へ直接副作用報告を行う制度も運用されています。PMDAのホームページから直接報告ができますので、併せてご確認ください。

接種後、すぐに現れる可能性のある症状について

 過去にアナフィラキシーを含む、重いアレルギー症状を起こしたことがある方は事前にお申し出ください。接種後、会場内で気になる症状がある場合や気分が悪くなった場合はお近くのスタッフにお声がけください。

アナフィラキシー

  • 薬や食物が体に入ってから、短時間で起こることのあるアレルギー反応です。
  • じんま疹などの皮膚症状、腹痛や嘔吐などの消化器症状、息苦しさなどの呼吸器症状が急に起こります。血圧低下や意識レベルの低下(呼びかけに反応しない)を伴う場合をアナフィラキシーショックと呼びます。
  • 接種後にアナフィラキシーが起こっても、すぐに対応が可能なよう、ワクチンの接種会場や医療機関では、医薬品や救急物品などの準備をしています。

血管迷走神経反射

  • ワクチン接種に対する緊張や、強い痛みをきっかけに、立ちくらみがしたり、血の気が引いて時に気を失うことがあります。
  • 誰にでも起こる可能性がある体の反応で、通常、横になって休めば自然に回復します。
  • 倒れてケガをしないように、背もたれのある椅子に座って様子をみてください。

接種後、数日以内に現れる可能性のある症状について

オミクロン株(XBB.1.5)対応1価ワクチン

発現割合

ファイザー社

モデルナ社

第一三共社

生後6カ月~4歳

5~11歳

12歳以上

6歳以上

12歳以上

50%以上

易刺激性(機嫌が悪い) 接種部位の痛み、疲労 接種部位の痛み、頭痛、疲労 接種部位の痛み、頭痛、筋肉痛、疲労 接種部位の痛み、倦怠感

5~50%

接種部位の痛み、発赤・紅斑、接種部位の腫れ、傾眠(眠たくなる様子)、頭痛、食欲減退、下痢、嘔吐、筋肉痛、疲労、発熱、悪寒 発赤・紅斑、接種部位の腫れ、頭痛、下痢、筋肉痛、関節痛、悪寒、発熱 接種部位の腫れ、発赤・紅斑、下痢、筋肉痛、関節痛、リンパ節症、悪寒、発熱 接種部位の腫れ・硬結(固くなること)、発赤・紅斑、悪心・嘔吐、関節痛、リンパ節症、悪寒、発熱 熱感、接種部位の腫れ、紅斑、そう痒感、硬結、頭痛、筋肉痛、発熱、遅発性反応(接種後7日目以降の痛みや腫れなど)、リンパ節症、発疹、腋窩痛

1~5%

関節痛 嘔吐

 

遅発性反応(接種後7日目以降の痛みや腫れなど)

コミナティ筋注6カ月~4歳用、コミナティ筋注5~11歳用、コミナティRTU筋注(1価:オミクロン株XBB.1.5)、スパイクバックス筋注(1価:オミクロン株XBB.1.5)、ダイチロナ筋注(1価:オミクロン株XBB.1.5)添付文書より改編

心筋炎・心膜炎

  • 接種後に、心筋炎や心膜炎を疑う事例が報告されています。
  • 接種後4日程度の間に、胸の痛み、動悸、息切れ、むくみ等の症状が現れた場合は、速やかに医療機関を受診してください。
  • ファイザー社ワクチンおよびモデルナ社ワクチンの接種後については、高齢者よりも思春期や若年成人に、女性よりも男性に、より多くの事例が報告されています。
  • 新型コロナワクチン接種後の心筋炎または心膜炎疑いとして製造販売業者から報告された事例については、以下の厚生労働省ホームページ「新型コロナワクチンの副反応疑い報告について」中の「報告された事例と評価について」から、「12歳以上の心筋炎・心膜炎について」および「小児接種後・乳幼児接種後の事例について」をご確認ください。
  • 詳細は以下の厚生労働省ホームページおよび資料をご確認ください。

ギラン・バレー症候群

  • 接種後に、ギラン・バレー症候群が報告されています。
  • 接種後、手足の力が入りにくい、しびれ等の症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。

接種後の健康状況に関する調査について

 厚生労働省では、接種前後の抗体価の推移や、接種部位の腫れ・痛み、発熱、頭痛など接種後に起こりやすい様々な症状の頻度などを調査し、皆様にお知らせしています。


 長期間続く症状の事例については、以下の厚生労働省資料「新型コロナワクチン接種後の遷延する症状に関する実態調査について(第3報)」をご覧ください。

予防接種健康被害救済制度について

 予防接種による健康被害(病気や障害が残ったりすること)は救済制度の対象です。予防接種健康被害救済制度については以下のページをご覧ください。

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このページに関するお問い合わせ

健康福祉部 健康増進課
〒270-0121 流山市西初石4丁目1433番地の1 流山市保健センター
電話:04-7154-0331 ファクス:04-7155-5949
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