「流山市行財政経営戦略プラン(素案)」に寄せられた意見の概要と市の考え方

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ページ番号1008625  更新日 平成29年9月15日

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 お寄せいただいた意見対する、市の考えを整理しましたので公表します。

NO
33
案件名
流山市行財政経営戦略プラン(素案)
募集期間
平成23年2月9日(水曜日)から 平成23年3月10日(木曜日)まで
募集時の概要
詳しくは募集時の概要ページをご覧ください。
提出された意見の数
11件

公表資料

確定


パブリックコメントの実施結果を反映し、プランを確定しました。

意見と市の考え

意見提出者数:1名
意見と市の考え:以下を参照して下さい

意見番号1

ご意見

3頁 上から6行目について
 文章が長くて読みづらいので、もうすこし簡潔に書いたほうがよいのではないでしょうか。

改善前
 新しい国のかたちをつくるとして、特に、分権型社会の主役である住民と

改善後
 新しい国のかたちをつくるとしました。特に、分権型社会の主役である住民と

市の考え方

 提案いただいたものを含めて、次のとおり修正いたします。
 
修正後
 …の関係について見直しを行ない、新しい国のかたちをつくることとしました。特に、分権型社会の主役である住民と…

修正

意見番号2

ご意見

3頁 下から10行目について
 文章が長くて読みづらいので、もうすこし簡潔に書いたほうがよいのではないでしょうか。

改善前
 市の将来像である後期基本計画の諸事業の着実な実施を図るためには、常に、歳入の確保と歳出の抑制を図ることで財源を確保する必要があり、先行き不透明な情勢の中でも計画執行を下支えするためには、各部局が主体となって、計画実施に必要な「人」や「金」…

改善後
 市の将来像である後期基本計画の諸事業の着実な実施を図るためには、常に、歳入の確保と歳出の抑制を行い、先行き不透明な情勢の中でも計画執行を下支えするための財源を確保する必要があります。そのためには各部局が主体となって、計画実施に必要な「人」…

市の考え方

 ご意見のとおり、必要性を訴えた部分が重複しております。提案いただいたとおりに修正いたします。

修正後
 市の将来像である後期基本計画の諸事業の着実な実施を図るためには、常に、歳入の確保と歳出の抑制を行い、先行き不透明な情勢の中でも計画執行を下支えするための財源を確保する必要があります。そのためには各部局が主体となって、計画実施に必要な「人」・・・

修正

意見番号3

ご意見

3頁について
 行政がサービスを提供する指標は、効率的と効果的だけで良いのでしょうか。提供するサービスの目的が妥当なのかという指標があるともっと説得力があると思います。

改善点
 このあたりの指標は今回のプランだけでなく、行政評価での評価指標とリンクしたほうが良いと思います。行政評価においても、評価よりもその事業の目的がまず問われるところだと思います。

市の考え方

 これまでの「運営」から「経営」へ転換していくことを強調しました。
 今回のプランの中に具体的に表しておりませんが、行政評価は今後も実施してまいります。
 行政評価では、事務事業の目的を明確にすることから始め、実績や効果を振り返って評価を行っております。

修正

意見番号4

ご意見

4頁 上から14行目について
 文章が長くて読みづらい・わかりづらい表現があるので、もうすこし簡潔に書いたほうがよいのではないでしょうか。

改善前
(良質なサービスを提供する経営)
 本市の人口は、つくばエクスプレスの開通により、後期基本計画で見通した平成32年の将来人口を18万1千人として毎年約2千人の増加を見込んでいます。

改善後
 本市の人口は、つくばエクスプレスの開通により、後期基本計画では、毎年約2千人の増加を見込み、平成32年の将来人口を18万1千人と想定しています。

市の考え方

 ご意見を参考に、分かりやすいよう以下のように修正します。

修正後
 後期基本計画では、毎年約2千人の人口増加を見込み、平成32年の人口を18万1千人と想定しています。

修正

意見番号5

ご意見

4頁 上から20行目について
 文章が長くて読みづらい・わかりづらい表現があるので、もうすこし簡潔に書いたほうがよいのではないでしょうか。

改善前
(良質なサービスを提供する経営)
 そのためには、サービスの質の向上に向けて現状のサービスの状況を検証、改善し、新しい角度から創造して満足できる良質でかつきめ細やかな行政サービス…

改善後
 そのためには、サービスの質の向上に向けて現状のサービスを検証・改善するだけでなく、新たな視点に立って考えることにより、良質でかつきめ細やかな行政サービス…

市の考え方

 ご意見を参考に、分かりやすいよう以下のように修正します。

修正後
 そのためには、サービスの質の向上に向けて現状のサービスの状況を検証、改善するとともに、新たな視点から良質でかつきめ細やかな行政サービス…

修正

意見番号6

ご意見

4頁 下から11行目について

(市民と協働して行う経営)

  • 「公」や「官」、「運営」や「経営」といった表現が混同している。
  • 文章が長くて読みづらい・わかりづらい表現があるので、もうすこし簡潔に書いたほうがよいのではないでしょうか。
  • 自治体運営、市政運営、行政運営といった似通った用語がある。今後、経営といった概念を中心とするなら全て「経営」に統一するべきだと思います。これまでの行政を示す意味で強調したいなら、「運営」や「経営」といった強調するほうがよりわかりやすい。
  • 「公」は、これまでも行政だけでなく、公共・みんなのという意味合いで市民も含む概念ではないでしょうか。明確に行政だけを区別したいなら、「官」という用語にするべきだと思います。アウトソーシングプランでも、7ページで「官民の役割分担は」としていますので、統一性を持たせたら良いと思います。8ページには、行政のみがという表現もあります。
  • 文章の構成は主語・述語・接続詞など、もう少しシンプルにしたほうが良いと思います。(上段は市民参加についての意味合い、下段はアウトソーシングの意味合いとして分けるのもよいかと思います。)また「補完性の原理」を参考にしたら良いのではないでしょうか。

改善前
 地方自治体は、自己決定と自己責任による自治体運営により市民にとって真に住みやすい地域を築いていかなければなりません。そのためには、これまでの行政主導のまちづくりから、市民の意思に基づく市政運営と市民主体のまちづくりへと変えていく必要があります。つまり、「市民参加」、「協働」(注)6 によるまちづくりが必要となり、これまでの、行政運営は、「公」が多くの業務を担ってきました。
 しかし、「民」における豊富な知識や経験が、豊かな地域社会の実現のために「公」が行う必要性がなくなっているものや、「公」が行う事業より「民」が行った方がサービスや価格において優位な場合があります。
 このようなことから、市民の知恵と力を活かし、民間(市民、企業、NPO法人等)や地域を巻き込んだ経営を目指します。

改善後
 地方自治体は、自己決定と自己責任による自治体経営により市民にとって真に住みやすい地域を築いていかなければなりません。そのためには、これまでの行政主導のまちづくりから、地域の課題は市民の皆さんと行政が協力して解決するといった、「市民参加」、「協働 によるまちづくりが必要となります。
 また、これまでの行政『運営』は、「官」が多くの業務を担ってきました。しかし、「官」が行うより、豊富な知識や経験を持つ「民」が行った方がサービスや価格において優位な場合や、地域独自の課題はより身近に接している「民」の方がより良い解決法を生み出せる場合があります。
 このようなことから、市民の知恵と力を活かし、民間(市民、地域、企業、NPO法人等)を巻き込んだ行政経営を目指します。

市の考え方

 これまでの行政のあり方を「運営」とし、今後を「経営」へと転換していくことを表すために、それぞれの文言を使用しております。
 また、公共という名のもとにこれまで行われてきたものを見直して、新たな経営を行っていくことを表しました。
 しかし、ご意見のとおり対照となる文言として「官」を用いた方が分かりやすいものとなるよう以下のように修正します。

修正後
 これからの地方自治体は、自己決定と自己責任による自治体経営により市民にとって真に住みやすい地域を築いていかなければなりません。そのためには、これまでの行政主導のまちづくりから、市民意思に基づく市政運営と市民主体へのまちづくりへと変えていく必要があります。つまり、これまでの行政主導のまちづくりから、地域の課題は、市民の皆さんと行政が協力して解決するといった「市民参加」、「協働」(注)6によるまちづくりが必要となります。
 また、これまでの行政「運営」は、「官」が多くの業務を担ってきました。しかし、「官」が行うより、豊富な知識や経験を持つ「民」が行った方がサービスや価格において優位な場合や、地域独自の課題については、より身近に接している「民」の方がより良い解決法を生み出せる場合があります。
 このようなことから、これからは市民の知恵と力を活かし、民間(市民、地域、企業、NPO法人等)を巻き込んだ経営を目指します。

修正

意見番号7

ご意見

8頁 上から11行目について
 文章が長くて読みづらい・意味が重複する表現があるので、もうすこし簡潔に書いたほうがよいのではないでしょうか。
(四角内の表現・上と下の表現が似通っている)

改善前
 千葉県初の自治基本条例の目的を達成するため、「市民ができること」、「地域ができること」、「行政が行うこと」を市民と共に考え、市民の力を結集し、「市民と行政の協働による行政経営」を目指します。そのためには、積極的に情報提供を進め市民との情報共有を行い、また、行政の様々な分野で、市民参加と市民協働による行政経営を目指します。

改善後
 千葉県初の自治基本条例の目的を達成するため、「市民ができること」、「地域ができること」、「行政が行うこと」を市民と共に考え、市民の力を結集し、「市民と行政の協働による行政経営」を目指します。また、市民参加と市民協働による行政経営を実現する為に、積極的に情報提供を進め、市民との情報共有を図ります。

市の考え方

 目標である行政経営の姿に向かうための方策から、目標へという流れに沿って表したものです。
 ご意見のとおり、意味が重複しております。提案いただいたとおりに修正します。

修正後
 千葉県初の自治基本条例の目的を達成するため、「市民ができること」、「地域ができること」、「行政が行うこと」を市民と共に考え、市民の力を結集し、「市民と行政の協働による行政経営」を目指します。また、市民参加と市民協働による行政経営を実現する為に、積極的に情報提供を進め、市民との情報共有を図ります。

修正

意見番号8

ご意見

8頁 下から2行目について
(3 市民活力の有効活用・同じ段落内で表現が違っている)
 表題では、市民活力となっていますが、文章中は民間活力となっています。また4ページの一番最後では、民間を巻き込んだ経営としているので、どちらかに統一したほうが分かりやすいと思います。

市の考え方

 ご意見のとおり、表題と統一するよう以下のとおり修正します。

修正後
 …「民間にできることは民間に」を基本に市民活力の有効活用を更に推進します。

修正

意見番号9

ご意見

9頁 上から2行目について
 文章が長くて読みづらい・意味が重複する表現があるので、もうすこし簡潔に書いたほうがよいのではないでしょうか。
(四角内の表現)
 全ての職員に求めることと、管理職員に求めることを明確にするとよいと思います。

改善前
 職員は、地域主権時代の担い手としての広い視野と専門的知識を持つ必要があります。めまぐるしく変化する社会経済情勢下においても、市政全般に幅広い視野と将来に責任を持つ長期的な視点、行政の目的を効率的・効果的に実現する創意工夫の行政経営が求められています。限られた経営資源の中で、多様化、高度化する市民ニーズに対応するためには、職員一人ひとりがスキルアップに努め、事務や事業の目的や行政コストを理解することが必要です。
 そうした職員を育成しマネジメントしていくことが管理職員には求められています。更に、自ら市民の声に絶えず注目し、市民ニーズや課題を感じ取る姿勢とスピード感ある経営を行う必要があります。職員の考え方や意欲を尊重して、仕事内容やその進捗状況をしっかり把握し、市民サービスの質の向上と効率的な行政経営を目指します。

改善後
 めまぐるしく変化する社会経済情勢下の行政経営には、将来に責任を持った長期的な視点、行政の目的を効率的・効果的に実現する創意工夫が求められています。また限られた経営資源の中で、多様化、高度化する市民ニーズに対応するためには、事務や事業の目的や行政コストを意識することも必要です。そこで、行政経営を担う職員一人ひとりがスキルアップに努め、積極的に専門的知識と多角的視点を養います。
 また、管理職員には、職員一人ひとりの考え方や意欲・仕事内容やその進捗状況をしっかりと把握することにより、職員を育成し、組織全体をマネジメントしていくことが求められています。こうした組織全体で意識改革を進めることによって、市民の声に絶えず注目し、市民ニーズや課題を感じ取る姿勢を養い、スピード感ある行政経営の実現を目指します。

 (組織)は(部局)にしたほうが統一性が取れるかもしれません。

市の考え方

 先ず、職員全員が求められていることを明確にし、プランで職員が目指すことを表しました。管理職が取り組むべきことは、改革の実施項目に表しておりますが、ご意見を参考に以下のとおり分かりやすい表現に修正します。

修正後
 めまぐるしく変化する社会経済情勢下において、行政経営には、将来への責任を伴った長期的な視点、行政の目的を効率的・効果的に実現する創意工夫が求められています。また、経営資源が限られた中では、各事務事業の目的や行政コストを意識した上で、多様化、高度化する市民ニーズに対応することも必要です。そのためには、全ての職員は、積極的に専門的知識と多角的視点の習得に努めなければなりません。
 一方、管理職員には、職員一人ひとりの考え方や意欲、仕事の内容や進捗状況をしっかりと把握することと、職員の育成を伴った組織全体のマネジメントが求められています。
 こうした組織全体での意識改革を進めることで、これまで以上に市民の声に耳を傾けて市民ニーズや課題を的確に把握する能力を高め、スピード感ある行政経営の実現を目指します。

修正

意見番号10

ご意見

10頁について
((3)課税対象の獲得)
 市民や地域、民間との協働を訴えるのならば、シティセールスに関して、マーケティング課だけではなく、「市民・地域と協働して」といった具合に少し記載してはどうでしょうか。

市の考え方

 ここでは、全ての部局が、市の魅力を外にアピールすることを記載しています。
 〔1 財政健全化と効率を追求する経営〕では、市がすぐに取り組むべき事項をまとめています。取り組み方や手法については、13頁以降の〔2 市民参加・参画による行政経営〕にもあるよう、全ての部局が市民や地域と協働していくものと認識しています。
 したがって、[(3)課税対象の獲得]では、記述しません。

修正

意見番号11

ご意見

11頁について
 ((3)公会計制度の活用)
 庁内への周知だけでなく、財政白書等を活用しながら庁内外へ幅広く周知をして、行政に対するチェック機能を働かせてはどうでしょうか。

市の考え方

 庁外への周知については、13頁の〔1 情報の共有〕にもあるよう実施します。
 なお、チェック機能については、地方自治法に基づく機関において果たされるものと考えます。
 したがって、[(3)公会計制度の活用]では、チェック機能等について記述しません。

修正

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