ぐるっと流山 お正月に桜咲く利根運河

ページ番号6844 更新日 平成23年1月4日

正月に桜咲く利根運河  堤に2本の桜が早咲き

お正月に咲く桜

   広報ながれやま元旦号で4ページにわたって特集した利根運河。その利根運河の割烹新川近くの坂の途中に桜が満開の木を2本見つけました。花は小ぶりで花弁が5枚白に赤い色が入っています。花は満開ですが、運河堤の草は霜で凍っていて、川面にはカモを始め100羽くらいの鳥がゆったりと泳いでいました。

 鷺は川床を小刻みに足で震わせ餌の魚を探していて、その上をカワセミも飛んでいました。のどかな新春の利根運河です。写真を撮ったのは1月2日ですが、すでに利根運河ファンの皆さんのブログなどにも紹介されていたせいか、道行く方々がカメラ付き携帯電話でシャッターを押されている姿も複数見掛けました。


市民の憩いの場

 利根運河と言えば、昨年は流山市観光協会(坂巻儀一会長)主催の薪歌舞伎が記憶に新しいところです。1月1日付の読売新聞新年第六部「伝統芸」特集で、連獅子を演じられた片岡愛之助さんが華道の岡田広山さんとの対談で「昨年10月に、千葉の流山市で野外歌舞伎をさせていただいたんです(中略)三味線をバックに牡丹をいけて…」と当日の様子を述べられていました。元旦の全国版に利根運河薪歌舞伎が紹介されるのは誇らしい限りです。

 利根運河堤は、愛犬と散歩される方、自転車でポタリングされる方、ご家族でジョギングされる方など新年早々多くの方々でにぎわっていました。広報ながれやま新年利根運河特集号をご覧になられてお越しくださった方もいらっしゃるのかもしれません。


お正月にさくらの花が満開に

 水辺の一角に整備された運河水辺公園の周辺には約150本の桜があり、春の開花の時期には高台にある大きなソメイヨシノ16本をライトアップするイベント「夜桜ライトアップ」が人気。ライトで照らされた桜が運河の水面に幻想的に浮かび上がります。場所は東武野田線運河駅から歩いて2分から3分です。


水鳥も良く訪れる利根運河

 また、東武野田線運河駅から5分ほどの眺望の丘のそばには、市制施行40周年を記念し、公募で集まったご家族が1万円ずつ自己負担され、植樹も行ってくださった桜が20本植えられています。費用を負担され植樹に汗を流された方々には10年間桜の前に番号札が掛けられ、どなたの桜なのかわかるようになっています。市では、平成23年度は利根運河と流山本町を結ぶ観光事業にも着手する計画です。ことしも利根運河で四季折々の表情を楽しみたいものです。


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