ぐるっと流山 「3・11ふくしまそうまのこどもたちがえがくたいせつな絵展~みんなの力で図書館を~」

ページ番号6642 更新日 平成24年3月5日

「3・11ふくしまそうまのこどもたちがえがくたいせつな絵展~みんなの力で図書館を~」

3・11ふくしまそうまのこどもたちがえがくたいせつな絵展

 「3.11東日本大震災で傷ついた子ども達のために、絵で出来ることを」と始めた10通のメールに、日本のみならず、世界中から届いた画材。被災地相馬市の子ども達と、版画家・蟹江杏さんが一緒に描いた、幼児から高校生までの絵画作品約200点。 そして、蟹江杏さんの呼び掛けに応え、全国各地から集まった、絵本約8,000冊。「3・11 ふくしまそうまの子どものえがくたいせつな絵展」と、「3・11こども文庫」設立プロジェクトは、2つのことを目的に、活動を展開しています。

 その目的の1つは、「3・11ふくしまそうまの子どものえがくたいせつな絵展」を全国各地で開催し、被災地の現場を感じとった子どもたちの、心が込められた作品を、皆さんにみていただき、感じていただき、励ましていただくこと。そして、2つ目は、子ども、大人、お年寄りの方など、だれでも気軽に訪れることが出来、そこから新しいコミュニティが生まれるようなこども文庫を設立することです。生涯学習センターを会場に、これまでさまざまな機会を通じこの活動に協力してきました。いきなり大きな図書館をつくることは難しいですが、1月10日から相馬市内の小学校10校で、絵本を木箱につめた小さな絵本の文庫「こばこ文庫」の運営を開始しました。

 その活動に賛同して、3月1日(木曜日)から30日(金曜日)まで、森の図書館で「3・11ふくしまそうまのこどもたちがえがくたいせつな絵展~みんなの力で図書館を~」を開催しています。今回展示しているのは、相馬市立中村第二小学校の3年生、佐藤優希さんが描いた「海の宇宙人達」(海は汚いのになっちゃったけれど綺麗にしたいです)。遠藤彩華さんが描いた「ひまわりばたけ」(ひまわりは黄色で、明るくてきれいだから、ひまわりを書きました)。を始め10点を展示しています。


テレビの取材

 これらの絵は、昨年10月に画集として出版され、その印税は「3・11こども文庫」の設立に寄付されます。毎週月曜日を除く午前9時から午後5時まで。入場無料で、図書館に募金箱を設置しています。開催日初日「福祉作業所南天の木」の方が広報をご覧になって、展示と募金を知り寄付金を届けて下さいました。また、コアラテレビの取材があり、3月1日午後6時からのデイリーニュースで放送されました。3月2日からはBBコアラでご覧いただけます。

 なお、同図書館では、3月11日(日曜日)午後1時30分から「3・11法話とミニライブの集い」を開催します。これに先立ち前日の3月10日(土曜日)午後2時からは流山市文化会館でノンフィクション作家の第一人者・佐野眞一さんを講師に「震災から日本を考える」と題した講演会を開催します。いずれも入場無料・申込不要。絵画展をはじめ法話や講演会にもぜひご参加ください。


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