~年少人口急増中~ 『開業するなら、流山市。』
小児科クリニックの開業を支援します!
開業地を選定する際には、『自身の故郷』、『学んだ医学部の近く』、『人口が多いまち』など、様々な視点から検討されると思います。開業後も安定したクリニック経営を行うため、開業地のマーケットも重要となるでしょう。
小児科クリニックの開業地として、近年、小児人口が急増している「流山市」を検討してはいかがでしょうか。

上の表、グラフで明らかなように、2022年における流山市の合計特殊出生率は『1.50』で、全国平均 1.26 、千葉県平均 1.18 を大きく上回ります。
子どもが増えている理由
〔理由1〕 つくばエクスプレス線の開業と土地区画整理事業
2005年につくばエクスプレス線が開通したことにより、流山市は都心と約20分で結ばれるようになりました。
つくばエクスプレスの開業準備とともに、流山市内では沿線3地区で土地区画整理事業に着手し、開業と同時にマンションや戸建ての供給が盛んになりました。
〔理由2〕 定住人口の増加に向けたターゲットを絞った住民誘致
全国的に少子化が進む中、自治体として持続的な発展を遂げるためには、流山市では生産年齢世代に定住してもらうことが重要と考え、DEWKS(共働きの子育て世帯)を住民誘致のターゲットとして絞り込み、自治体としては珍しい都内主要駅構内への広告掲載をはじめ、様々な媒体を介してシティーセールスを進めてきました。
〔理由3〕 子育て世帯に手厚いまちづくり
子育て中やこれから子どもをつくろうとする共働きの世帯に選ばれるために、安心して子どもを預けて働くことができるための施設整備とサービスの提供を整えています。
(1)保育所の整備
流山市では大型マンション開発事業者に対し、保育園建設を条件付けるなどして、民間資本によって保育園を確保しています。
2009年から2019年までの11年間で
認可保育園の施設は6.2倍 (11園⇒68園)
認可保育園の定員は7.7倍 (660人⇒5,076人)
と大幅に増えており、今も新たな保育園の整備が進められています。
(2)送迎保育ステーション

こうした取り組みにより、「流山市でなら、仕事と子育てが両立できる」「第2子も出産できる」と実感してもらえるようになり、『母になるなら、流山市。』が定着し、新たな子育て世帯の転入が続いています。
小児科に特化した優遇制度
流山市では、小児科の立地が促進されるための条例を整備し、開業するドクターに対する奨励金制度を設けました。
流山市内で小児科を開業した場合、土地、建物、償却資産(内装工事費、医療機器、什器等)にかかる固定資産税及び都市計画税相当額を交付するものです。
土地・建物を取得(購入)した場合は5年間、賃借した場合は3年間交付します。
奨励金制度により、開業後の負担を軽減できるものと思います。
奨励金制度は、様々な開業スタイルに適用となります。
〇 土地を購入して開業 奨励金5年間(土地、建物、償却資産)
新たに土地を購入し、医院を建てる開業スタイル。設計やデザインなど、自在に計画できるのが一番の利点です。
土地購入費や建築費など初期投資の負担が大きくなるため、確かな資金調達計画や返済計画を立てておく必要があります。
〇 借地して開業 奨励金5年間(建物、償却資産)
借地による開業なら、土地購入費分の負担を減らすことが可能です。建物は新規に建てるため、意向に沿った医院づくりができます。
〇 新築借家による開業 奨励金3年間(償却資産)
土地オーナーが建物を建築し、医院が借りる方式。土地購入ひ、建築費が不要で、初期投資を抑えることができます。建物は新築するため、要望に合わせた医院づくりも可能です。
〇 所有地による開業 奨励金5年間(土地、建物、償却資産)
所有地に医院を建築し、開業するスタイルです。新たな土地購入費が不要となるため、初期投資を抑えることができます。
〇 テナント開業 奨励金3年間(償却資産)
ビルなどの一角を借りて開業する方式。初期投資も比較的抑えることができます。しかし、設計やデザインなどで制約が多く、思い通りの医院づくりをすることが困難なケースもあります。
奨励金交付の目安
奨励金として交付される額の目安は、以下のシミュレーションを参考にしてください。
※標榜診療科目を複数掲げている場合について
・小児科単独を標榜する場合並びに、「内科」「皮膚科」「アレルギー科」を標榜する場合は、固定資産税相当額を交付します。
・その他の診療科目を標榜する場合は、小児科の用に供する範囲を対象として、交付額を算定することとなります。
・開業後に市の乳幼児健診を務め、小児科診療を恒常的に行っていることを前提とします。
ケース1 賃貸テナント40坪の小児科
【平均的な初期投資】
内装工事費 2,000万円
医療機器 1,000万円
その他什器等 300万円
⇒ 固定資産税 約33万円/年 奨励金 約100万円 (33万円×3年)
ケース2 土地建物取得の小児科 (うち1/2が住居併設)
【平均的な初期投資】
120坪の土地取得 3,500万円 × 1/2
延床面積120坪の建物建設 8,000万円 × 1/2
医療機器 500万円
その他什器等 300万円
⇒ 固定資産税および都市計画税 約70万円/年 奨励金 約350万円 (70万円×5年間)
このほか、小児科又の開業に際して、土地・建物を賃借する不動産所有者を対象とした補助金制度を設けており、開業しやすい仕組みづくりも整っています。
まずはご連絡ください
私たち流山市誘致推進室は、地元の金融機関、不動産事業者、建築事業者等の担当者とのネットワークを構築し、活用用途が未定の土地情報などの把握に努めています。
開業地を探していらっしゃるのであれば、遠慮なくご連絡ください。
物件情報、奨励金制度についての相談に応じるほか、流山市をもっとよく知ってもらうためのご案内もいたします。
流山市での開業を決意されたドクターには、全力でサポートさせていただきます。
流山市 商工振興課 誘致推進室
電話:04-7150-6085(直通)
メール:yuchi@city.nagareyama.chiba.jp
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このページに関するお問い合わせ
経済振興部 商工振興課
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