ぐるっと流山　親子でワクワク学ぶ！防災講座

　令和6年3月10日（日曜日）、中央公民館で小学生対象の「親子でワクワク学ぶ！防災講座」を開催しました。
　日本栄養士会災害支援チームリーダー・管理栄養士の久保安裕美さんを講師に招き、「災害に対しての備え」などの説明からクイズまで、タイトル通りワクワク学べる講座となりました。久保さんは、昨年度、「プレママ・乳幼児の親のための防災講座」でも講師を務めていただきました。

　まず、久保さんの自己紹介があった後、災害についての講義が始まりました。久保さんからは、月に1回家族で防災について考える「防災の日」を設けてほしいとお願いがありました。
　次に、地震が発生したときの身を守るポーズとして、「うさぎ」「ねずみ」「かめ」の紹介がありました。食器やガラスが落ちてこないかを察知できるように「うさぎ」のポーズをとり、「ねずみ」のポーズで安全な場所に逃げ込み、「かめ」のポーズで首を守ってほしいと説明がありました。
　
 

　次に、普段から持っているスマホが懐中電灯の代わりに役立つので、災害が発生した際にはスマートフォンのバッテリーが消費しないような設定を活用してくださいとの説明がありました。
　また、久保さんは管理栄養士でもあるため、栄養に関することについても説明がありました。東日本大震災により避難生活を余儀なくされた方には、虫歯になった人が多数いたそうです。

　本講座を受講した参加者から、家族で改めて防災バッグの中身を見直し、電気・ガス・水道なしの1日を体験してみたいなどの感想があり、参加者の防災意識が格段に高まる、有意義な講座となりました。