令和6年流山市議会第3回定例会(開会日一般報告)
開会日(令和6年8月29日)
市政に関する諸般の報告を申し上げます。
人口の動静および財政状況については、お配りした資料により、報告に代えさせていただきます。
はじめに、平和施策の取組について申し上げます。
平和の大切さについて学び、考え、平和への想いを次世代につなぐことを目的に、公募による市内小学5、6年生30名を平和大使として任命し、8月5日、6日に広島市へ派遣しました。
平和大使は、被爆体験伝承者の講話を聴講後、市に寄せていただいた千羽鶴を平和記念公園の原爆の子の像の前に献納し、広島平和記念資料館を見学するとともに、8月6日に開催された平和記念式典に参列しました。
今年は、市民の皆様から約13万羽の折り鶴が寄せられ、平和大使が直接献納できなかった千羽鶴は広島市・長崎市に送呈しました。
平和大使が学んだことをまとめた作文集は、平和への想いを市民の皆様にもお知らせし、後世につなげていくため、市内小中学校をはじめ、図書館等に配架するとともに、市ホームページにも掲載します。
また、広島・長崎の原爆被害の実態について説明したパネルを広島平和記念資料館から借用し、7月30日から8月13日まで市役所で、8月14日から8月27日まで東部公民館において、平和ポスター展を開催しました。
次に、森のナイトカフェの開催結果について申し上げます。
8月7日から10日まで、流山おおたかの森駅前の森のまち広場で「森のナイトカフェ」が開催されました。
昨年から新たに設けている有料席エリアについて、今年は席数を約3割増やし、各日520席分、合計2080席分を用意しましたが、全席完売となりました。
高さ20メートルを超える水柱があがる噴水ショーと、噴水アトラクションのほか、日替わりキッチンカーグルメなどで賑わい、4日間で約4万7千人の来場がありました。
次に、「安心メール」配信サービスの「市LINE公式アカウント」への移行について申し上げます。
市民に緊急情報等をお知らせする「安心メール」配信サービスについては、現委託事業者が撤退し、登録者へ配信ができなくなることから、令和7年3月31日をもって終了とし、令和7年4月1日以降の市民向けの緊急情報等は「市LINE公式アカウント」をメインツールとして配信してまいります。
本年10月から、「市LINE公式アカウント」への登録切替について、安心メールや市ホームページ等の方法により順次市民に周知してまいります。
次に、特別養護老人ホーム整備運営事業者の選定について申し上げます。
第9期流山市高齢者支援計画に基づき、特別養護老人ホームの整備運営を行う事業者として千葉県に意見書を提出するため、6月4日から7月19日まで公募を行いました。
これに対し、社会福祉法人敬愛会から申し込みがあり、8月8日に行った事業者選定委員会の審査結果に基づき、同法人を選定しました。
今後は、令和8年度末の市内名都借地先への整備完了に向けて、事業者の支援を行ってまいります。
次に、「よりそいサポートセンター」の開設について申し上げます。
10月1日に、流山駅前ロータリー付近の民間の空き店舗に、流山市生きづらさ包括支援事業の新たな機能を担う「よりそいサポートセンター」を開設します。
同センターでは、複雑化・複合化し、相談先が分からない困りごとを抱えるご本人やご家族、周囲の方々の相談先となり、福祉分野の専門的な知識や経験を有する「地域なんでも相談員」が相談をお受けします。
また、相談窓口へ行くことが難しい場合には、「地域なんでも相談員」が地域へ足を運んで、相談ニーズの積極的な把握に努めます。
相談内容に応じて、適切な相談支援機関、地域の団体、活動等へつないだり、地域で孤立しないように寄り添うことで、少しでも生きづらさを和らげられるように支援してまいります。
次に、夜間小児救急医療確保事業の時間変更について申し上げます。
10月1日から、東葛病院で実施している夜間の小児初期救急医療の診療時間について、これまで21時から翌8時までであったところを、19時から23時までに変更します。
小児科医の不足は本市に限らず、全国的にも大変厳しい状況であることから、様々な施策の可能性を模索、検討し、今ある限られた医療資源を維持することが重要と考え、変更するものです。
小児医療のひっ迫を防ぐため、保護者に対し適正な医療のかかり方などの周知啓発を行ってまいります。
また、保護者の方がご不安を抱かないよう、9月11日号の広報ながれやま特集号では、夜間の急な症状に対応するための応急処置法やホームケアなどについて掲載する予定です。
診療時間の変更にあたって、受診が必要な方は23時までに受診していただき、夜間や休日の救急医療は真に医療を必要な方が受診できるよう、市民の皆様のご協力をお願いいたします。
次に、地域子育て支援拠点「てるてる」の開設について申し上げます。
8月7日、江戸川台東1丁目に地域子育て支援拠点「てるてる」を開設し、8月12日に開設セレモニーを執り行いました。
「てるてる」は、市内では初めてとなる、保育所に併設しない地域子育て支援拠点です。
同施設では、地域の子育て家庭や妊産婦の方が、教育・保育・保健その他の子育て支援サービスを円滑に利用できるよう、相談や情報提供、助言などの「利用者支援事業」を行うとともに、常設のひろばとして、地域の子育て家庭の交流を促進し、子育て中の孤独感や不安感の緩和を図る「地域子育て支援拠点事業」を一体的に実施してまいります。
また、地域の高齢者や学生等との多世代交流イベントを実施し、地域に開かれた運営を行ってまいります。
次に、つくばエクスプレス沿線土地区画整理事業について申し上げます。
千葉県が施行する運動公園周辺地区では、都市計画道路3・3・2号新川南流山線の西口駅前線から南側の区間において、11月上旬から、4車線化の整備に向けて道路の切り換えを行っていく予定です。
次に、流山市文化財保存活用地域計画の認定について申し上げます。
7月19日、文化庁から、本市が策定した文化財保存活用地域計画の認定を受けました。
本計画は、平成31年4月の文化財保護法改正によって位置づけられた、文化財の保存と活用に関するマスタープラン兼アクションプランであり、認定を受けると国の補助対象事業が増加するものです。
今後、同計画に基づき、市の歴史・文化を保存・活用・周知することにより、市民に歴史的な価値やふるさと意識の醸成を進めてまいります。
次に、第30回全国消防操法大会千葉県代表選考会について申し上げます。
7月27日、第30回全国消防操法大会千葉県代表選考会が千葉県消防学校で開催され、小型ポンプ操法の部に、西平井・平和台を管轄する第6分団が出場しました。
本市消防団が東葛飾支部を勝ち抜き、千葉県代表選考会に出場するのは23年ぶりのことです。
大会の結果、全12チーム中、第4位の優秀な成績を収めました。
また、指揮者、1番員、2番員、3番員の操作員ごとに与えられる個人の最優秀賞については、最優秀3番員に第6分団の藤田団員が選出されました。
次に、消防救助技術大会の結果報告について申し上げます。
5月23日、千葉県消防学校で第49回消防救助技術千葉県大会が開催され、「ロープ応用登(と)はん」の部に、本市消防本部特別救助隊の小林消防士長、松田消防副士長のチームが出場しました。
大会の結果、28チーム中、第1位の成績を収め、全国消防救助技術大会への出場を決めました。
8月23日には、同会場で第52回全国消防救助技術大会が開催され、49チーム中、第1位と、輝かしい成績を収めました。
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