令和5年流山市議会第1回定例会（閉会日挨拶）

閉会日（令和5年3月22日）

　はじめに、新型コロナウイルスの感染状況およびワクチン接種状況について申し上げます。
　市内の感染者数については、昨年12月末に1日あたり230.3人と第8波のピークを迎えましたが、本年3月以降は1日あたり10人以下の状況が続いています。
　また、昨年の12月末に開始した「12歳以上を対象としたオミクロン株対応ワクチン」の接種については、接種期間が本年5月7日まで延長となりました。3月19日現在、対象者15万9,871人中、9万391人、56.5％が接種を完了しています。
　また、新たに5歳から11歳までの小児が、オミクロン株対応ワクチンの接種対象となりました。本市では3月23日から市内個別接種実施医療機関において接種を開始します。
　今後も、国から示される令和5年度の接種方針に基づき、引き続きワクチン接種の準備を進めてまいります。

　次に、南流山センター内の「子育てなんでも相談室」の開設について申し上げます。
　3月23日、南流山センター内に、市内5カ所目となる「子育てなんでも相談室」を開設します。
　母子健康手帳の交付のほか、乳幼児用の身長計や体重計を設置し、妊産婦の相談対応や保健指導を行うなど、南部地域および東部地域における身近な相談場所として、妊娠期からの切れ目ない支援を実施してまいります。

　次に、東神開発株式会社との包括連携協定の締結について申し上げます。
　去る3月14日、東神開発株式会社と「地域活性化に関する包括連携協定」を締結しました。
　同協定では全10項目の連携を定めており、地域の活性化および市民サービス向上のため、まちづくり、緑の保全・創出、景観形成、文化・芸術振興、子育て支援、地域の安心・安全など、これまで以上に幅広い分野において連携が図られます。
　なお、本市における地域活性化に関する包括連携協定は、東神開発株式会社で8例目となります。

　次に、北部地域に進出する病院について申し上げます。
　現在、都内の医療法人六医会が、市内北部地域への病院立地を目指し、開設へ向けた準備を進めているところです。
　同法人からは、千葉県における「令和4年度病床配分」において、千葉県医療審議会等の意見を踏まえ、去る3月2日付けで、病床150床の整備が認可された旨の報告を受けました。
　今後は、令和8年中の開院を目指し、病院の建設に向けた行政手続き等を進めていくとのことです。

　次に、おおたかの森小学校の火災復旧について申し上げます。
　令和4年10月24日未明、おおたかの森小学校において出火があり、2階の特別支援学級5教室、プレイルーム、廊下およびトイレ等が使用できない状況となりましたが、内装や電気設備、空調設備等の改修工事を行い、令和5年3月15日に復旧を完了しました。4月から、これまで通り児童の使用が可能となります。

　次に、長崎小学校給食室の供用開始について申し上げます。
　長崎小学校の給食室は、地域児童数の増加に対応するため、令和2年度から建替事業に着手していましたが、令和5年3月14日に無事竣工を迎え、4月から供用を開始します。