南流山第二小学校新設の経緯

南流山第二小学校の新設

背景

　流山市では、つくばエクスプレスの開通に伴い、南流山駅南側（木地区）において、千葉県による土地区画整理事業が施行されています。大型マンションや戸建住宅の建設により、通学対象となる南流山小学校で児童数が増加しており、令和6年には大幅な教室不足が生じる見込みです。
　南流山小学校における普通教室として利用可能な教室は49教室ですが、令和6年度には児童数が増加し、58学級となる見込みであり、分離新設小学校の計画が必要となります。

方針

　令和元年度に新設小学校建設の候補地として、木地区右岸調整池の調査を行いましたが、調査の結果、令和6年4月の開校に間に合わせることは困難であることが判明したことで、候補地として交渉を行ってきました。

　前述の教室不足に対応するため、対象地域の児童の通学の利便性を考慮の上、現在の南流山中学校を南流山第二小学校とし、南流山中学校を東洋学園大学旧校舎に移転することを決定しました。

　新設する南流山第二小学校は、現在の南流山中学校を小学校改修する工事を令和5年度実施し、令和6年度開校します。

　改修工事の主な内容は、学童クラブの新設、特別教室の調理台・実験台等の更新、普通教室の老朽化改修工事、小学校用の遊具設置などです。

　普通教室は、ランドセルが入るロッカーに改修するほか、老朽化した床や建具を補修します。改修工事の大半は、夏休み中に施工しますが、一部の工事で夏休み前後に行う工事があります。

　工事エリアには、仮設間仕切りを設置し、生徒・教職員と工事関係者が交錯することがないよう配慮します。

　また、遮音性のある仮設間仕切りとすることで、工事で発生する騒音についても配慮し、安全対策には細心の注意を払います。