ぐるっと流山 四季の花々展

ページ番号33006 更新日 平成29年2月8日

「希望」をテーマにした生け花作品4点を展示

4作品が展示されている様子の写真

 平成29年2月10日(金曜日)まで、市役所1階ロビーで四季の花々展が開催されています。この展示は、流山市華道振興会(流山市文化協会華道部)の協力のもと、市役所を訪れる市民の皆さんに生け花に親しんでもらおうと開催されているもので、今回は「希望」をテーマに4点の作品が展示されています。外はまだまだ寒い日が続いていますが、ロビー内を華やかに彩る展示作品に、来庁者の方々は足を止めて見入っていました。


高橋花文さんの作品の写真

 高橋花文さん(龍生派)は「モモとユキヤナギで季節感を出しました。また、それらを高く生けることで春を呼んでいるようなイメージを演出しました」と説明してくださいました。モモやユキヤナギの他にもローズマリーや小菊、テッポウユリも組み合わせています。


諏佐栄芳さんの作品の写真

 諏佐栄芳さん(池坊)は「テーマの「希望」に合わせ、スイートピーと春にむけて新芽が吹くユキヤナギを生け、希望(春)を待つイメージを演出しています。生命力のあるヤナギを生けることによって、作品に勢いを出しています。今回の作品は立花新風体(現代の空間に応じた立花として1999年、当代の家元池坊専永が発表。型にとらわれず、草木の動きをいかして構成されるのが特徴)の様式で生けています」と話してくださいました。


多々良一岑さんの作品の写真

 多々良一岑さん(都古流正派)は「「希望」というテーマに合わせ、ミズキを高く生けました。啓翁桜、フリージャー、マリンブルー、万年青、アルストロメリアなどのたくさんの花材を生け、穏やかさや華やかさを、またスイートピーで温かさを演出しました」と見どころを教えてくださいました。


岩井春月さんの作品の写真

 岩井春月さん(池坊)は「今回の作品は自由花(草木の美をさまざまな観点から見出し、文字通り自由に生ける型のない生け花)という様式で生けております。皆さまには感じるままに見てもらえればと思います。今回生けたシュロの葉とナンテンは自宅の庭にあったものを使用しています」と話してくださいました。
 展示は2月10日まで。8時30分から17時15分まで(最終日は16時まで)ご覧になれます。次回の四季の花々展は5月8日(月曜日)から12日(金曜日)まで開催の予定です。季節を感じられる作品をぜひ、ご覧ください。
 


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