ぐるっと流山 ユニセフ平和教室

ページ番号32393 更新日 平成28年11月30日

教室の様子

 平成28年11月28日(月曜日)、鰭ヶ崎小学校と東深井小学校の2校で5年生を対象に市の平和施策事業として「ユニセフ平和教室」を実施しました。
 ユニセフは、世界中の子ども達の命と健康を守るために活動している国連機関で、「子ども最優先」を掲げて、現在190の国と地域で活動し、予防接種や保健・栄養に関する知識の普及、井戸掘り、教育の普及など様々な活動を行っています。
 今回のユニセフ平和教室では、千葉県ユニセフ協会事務局長の福本先生、鮫田先生をお招きし、ユニセフの活動について紹介していただきました。


講師の説明

 まず、DVD「ユニセフと地球のともだち」を視聴し、日本ではあたり前のことがあたり前でない環境が世界にはあること、そのような中で苦しんでいる子どもたちがたくさんいることを学びました。予防接種ができないことや栄養不良によって5歳に満たないうちに亡くなる子どもたちがいることを知りました。また、兵士にされる子やスラム街に住む子もいることは、日本と大きな違いです。
 水は人間にとって欠くことのできないものですが、全世界の人口約73億人のうち、約6億人がきれいな水が使えない状況にあること、約9億人は外で用を足していると教えてもらいました。


体験活動の様子

 続いて、ネパールで子どもたちが水を汲むのに使っている水がめを実際に使い、水汲みの大変さを体験しました。子どもたちからは、「立っているだけで大変なのに、これを運ぶのはきつい」「思ったより重かった」といった感想がありました。また、日本の企業が作った、人体に無害な殺虫成分の練りこまれた蚊帳を見学しました。マラリアなどの病気を防ぐ蚊帳に、児童たちは感心していました。
 最後に、講師からさまざまな対人地雷の説明がありました。好奇心をもって小さな地雷を持ち上げた子どもが被害にあうという地雷の残酷さを子どもたちは驚いている様子でした。教室を終えた子どもたちは、「困っている人たちを助けるために、自分たちにできることを考えていきたい」、「ユニセフが世界中の子どもたちを助けていることが分かった」などの感想を話していました。
 市では今後とも、様々な形で平和について学ぶ機会を設けていきたいと考えています。


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