ぐるっと流山 平和施策事業 平和大使を広島へ派遣

ページ番号31507 更新日 平成28年8月31日

広島で平和の尊さを学ぶ

集合写真

 平成28年8月5日(金曜日)・6日(土曜日)、市内の小学5・6年生20人からなる平和大使を広島へ派遣しました。平和大使は、被爆講話の聴講や千羽鶴の献納、平和記念資料館の見学、平和記念式典への参列などを通じ、平和について学び・広めることを目的としています。


植田ノリ子さんの写真

 8月5日(金曜日)に広島へ派遣された平和大使は、71年前に広島で被爆した植田ノリ子さんのお話を聞きました。
 植田さんの「道にひどい怪我をして動けない人たちをみても、何とも思わなかった。その時の私は人間ではなかった」という言葉は、平和大使の心に強い衝撃を与えました。
 


平和の塔での集合写真

 被爆講話の後、広島平和記念公園の「原爆の子の像」に千羽鶴を献納しました。今年は、平和祈念の折り鶴を市内15か所で募集した結果、過去最高の26万8千羽が集まり、折り鶴は、約1か月をかけてボランティア延べ384人の手によって千羽鶴に束ねられました。


オバマ大統領による折り鶴の写真

 献納後に見学した平和記念資料館では、着物が皮膚に焼きついた写真の展示や、黒焦げになった三輪車などの展示を見て、核の悲惨さを学びました。
 資料館には、今年5月にアメリカの現職大統領として初めて広島を訪問したオバマ大統領による折り鶴の展示もあり、平和大使たちは、その核兵器廃絶へ向けたメッセージに見入っていました。
 8月6日(土曜日)には、平和記念式典へ参列し、恒久平和の実現について安倍首相をはじめ多くの国々の代表者と共に深く考え、決意を新たにしました。
 


作文集を手渡す様子の写真

 8月25日(木曜日)に開かれた報告会では、平和大使を代表して大和田明日香さん(鰭ケ崎小6年)と、二瓶隼太朗さん(流山北小5年)が、「平和が長くつづくよう、広島での体験をしっかりと伝えていきたい」と、平和大使20人が広島派遣を通じ体験し、学び、考えたことをまとめた作文集を井崎市長と後田教育長へ手渡しました。
 平和大使がまとめた作文集は、市内の全小・中学校に配布するほか、公民館や図書館、市役所情報公開コーナーなどでご覧になれます。また、下記関連リンクからもダウンロードできます。ぜひ手に取っていただき、改めて平和について考えてみませんか。
 


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