ぐるっと流山 四季の花々展

ページ番号29281 更新日 平成28年4月12日

「希望」をテーマにした生け花作品4点を展示

展示されている作品の写真

 平成28年3月4日(金曜)まで、市役所1階のロビーで四季の花々展が開催されています。この展示は、流山市華道振興会(流山市文化協会華道部)の協力のもと、市役所を訪れる市民の皆さんに生け花に親しんでもらおうと隔月で開催されているもので、今回は「希望」のテーマで4点の作品が展示されています。展示初日となった1日も、マイナンバーの手続きなどでお越しの方々が足を止めて作品を鑑賞していました。


高橋さんの自作花器を用いた作品の写真

 今回、自作の花器を用いた高橋篁静さん(草月流)は「上からだけでなく側面にも花材を挿しこめるように自分で作りました。この穴はクッキーの抜き型で抜いただけなのですが、味わいがあるので気に入っている花器です。春を告げる香りのイメージとして沈丁花を取り入れています」と説明してくださいました。


高橋さんの作品の写真

 高橋花文さん(龍生流)の作品はユキヤナギをはじめモモやチューリップ、カーネーションを組み合わせています。「この四季の花々展では、テーマを設定して作品を生けていますが、特に事前打ち合わせがなくても、生ける人の感性が表現され、いつも4人とも花材や器が一緒にならないということが面白いと思っています」と話してくださいました。


畑中さんの作品の写真

 畑中一節さん(都古流正派)はラッパスイセンに黒芽柳とドラセナを取り合わせました。「春を告げるネコヤナギといえば白銀色というイメージがあると思いますが、黄色のスイセンを引き立たせるように黒芽柳を使いました。はつらつとした黄色に渋い色を入れたことで、全体が引き締まったと思います」と見どころを教えてくださいました。


本多さんの作品の写真

 本多朱菖さん(草月流)は「お花は生き物です。今回は4日間という短い期間ですが、花材の状態は日々変化していくので神経を使って作品に取り組んでいます。会期中いつでも市民のみなさんに楽しんで頂けるよう、心を込めて展示ました。春らしい仕上がりになったと思います」とお話しくださいました。
 展示は3月4日まで。8時30分から17時15分まで(最終日は16時まで)ご覧になれます。次回は「薫風」のテーマで5月9日(月曜)から13日(金曜)まで開催の予定です。季節を感じる作品を是非ご覧ください。
 


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