ぐるっと流山 小学生がプール生まれのヤゴを飼育

ページ番号35046 更新日 平成17年6月1日

中旬には羽化の期待も

ヤゴを飼育する児童の写真

 鰭ケ崎小学校(乾芳壽校長)で、プール生まれのヤゴが子どもたちの手で育てられています。5月25日に行われたプール掃除の際に採ったものです。5年生と6年生がプールを掃除し、3年生と4年生が、膝までの少なくなった水に入って「ヤゴの救出大作戦」を展開。毎年3年生と4年生が、総合学習の一環としてヤゴの飼育をして、観察記録をつくっています。


ヤゴの写真

 秋から冬にかけての学校のプールは、水生生物と触れ合うことができる身近な水辺空間。ゲンゴロウやアメンボなどたくさんの昆虫が生息しています。ヤゴはトンボの幼虫。トンボが、プールに卵を産んだものが育ったものでしょう。子どもたちは、17匹のヤゴを捕獲して、校内の水槽で飼育を始めました。


鰭ケ崎小の校庭の写真

 先生のお話では、6月中旬には羽化も見られるのではないかとのこと。羽化が近いと思われる幼虫は、水槽から空になったプリンなどの容器に移され、羽化するときに、よじ登るための割り箸が入れられていました。子どもたちの中には、休日にご家族と一緒にヤゴの餌となるオタマジャクシやメダカを採りに行く児童もいるそうです。鰭ケ崎小学校に、プール生まれ、教室育ちのトンボが舞い飛ぶ日も近いのかもしれません。


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