ぐるっと流山　ボランティア奏者によるギターのミニコンサートにうっとり

乳幼児と一緒に生演奏を楽しむ

　平成17年6月17日（金曜日）、文化会館3階ひだまりルームでギター演奏がありました。日頃、生の音楽に触れる機会がなかなか持てない子育中のお母さん方に、ギターの生演奏を聴いていただきたいと、市内にお住まいの横山恵子さんと小林信子さんがボランティアで出演され、ミニ演奏会が行われました。

　乳幼児を連れた21組45人の親子が集まった会場で、演奏は「メヌエット」からはじまり、「小さな世界」では、みんなで歌うなど、お母さんたちが静かに聴き入る曲と、子どもも楽しめる曲とが交互に演奏され、参加した親子は身体を動かしながらギターの音色を楽しんでいました。この日、演奏してくださったお二人は、柏市で活動中のギターアンサンブル"RIO"のメンバーで、息のあった演奏を披露してくれました。

　横山恵子さんは、子育てを終えてからギターを習い始め、それまで暖めていた夢を着実に実現していらっしゃいます。小林信子さんもギターの魅力にとり付かれ、梅本雅弘さんに師事。お二人ともギターの魅力は「音色」とおっしゃいました。ギターの弦が奏でる心地よい響きに、幼い子どもも母親の膝にほんわか抱かれていました。参加した母親は、「普段から音楽は好きだけど、生の音楽を身近に聴くことができて幸せです」と話していました。

　子育て中は、なかなかコンサートに行けませんが、客席で、子どもが歌っても踊っても、お互いに気にしない約束の「子育てサロンコンサート」がことしも開催されます。8月6日(土曜日)13時30分～15時まで、文化会館大ホールで、乳幼児とその保護者などを対象に先着1000人。沖縄音楽とエイサー太鼓を中心に、申し込み不要、入場料無料のコンサートです。ぜひ、お気軽にご参加を。
　問い合わせは、文化会館電話番号7158－3462