ぐるっと流山 12団体が参加して流山市環境デー講演会

ページ番号35024 更新日 平成17年6月20日

「水と緑の国、日本」に150人

展示の写真

 平成17年6月19日(日曜日)、南流山センターで、流山市環境デー講演会が行なわれ、約150人の市民が水や緑の大切さなどを学びました。市民環境フォーラム・流山(新美健一郎会長)が、毎年、この季節に開催しているもので、今回で12回目を迎えました。94年に大妻女子大の中村静夫さんを講師に「水と緑とゴミを考える」を開催したのをはじめ、絵本作家の田島征三さん、俳優の柳生博さん、風の学校の白石好孝さん、ナチュラリストのケビン・ショートさんなどを招き、環境の保護や再生を考えてきました。


講演の写真

 12回目の今回は「水と緑の国、日本」と題して、講師には、評論家で日本福祉大学客員教授、立正大学名誉教授でもある富山和子さんを招いて開催されました。富山さんは、水問題を森林業の問題にまで深めたこと、また「水田はダム」の理論でも知られ、自然環境保全審議会委員、中央森林審議会委員などの環境に関する要職をこなしながら「日本の米カレンダー、水田は文化と環境を守る」を制作、農林漁業を守るキャンペーンを続けています。


温暖化防止ながれやまの展示の写真

 今回、参加した団体のひとつ「温暖化防止ながれやま」は、二酸化炭素の大気中の濃度を測定する機械を会場に設置し、鉢植えのハーブをビニール袋に入れて測ったところ254PPMでした。前日の測定では「市内のスーパーの駐車場では380PPM、市野谷の森の中が350PPM、同じ森の陽の当たる場所では310PPM、新川耕地では298PPMでした」と説明してくださいました。


さまざまなPRの写真

 また、愛・Peacu(国連支援活動協会流山支部)では、9月23日に同じ会場で行う環境講演会「持続可能な環境社会の構築」をアピールしていました。JA流山市などが後援し、7月10日に文化会館で開催される劇団ふるさときゃらばん流山公演「天狗のかくれ里」のPRなどが行なわれたのをはじめ、NPOホタル野、NPOせっけんの街、NPOさとやまなど12団体がそれぞれの活動を紹介しました。講師の富山さんは、「循環型社会とか温暖化防止とか言いますが、日本の伝統を見直せばいいこと。緑や水や土を壊さないで文明を築いてこられたのは、日本は木を植える文化を育んできたからです。農林業を大切にしましょう」と呼びかけました。


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