ぐるっと流山 「孫とメール交換したい」と中高年がパソコンを学ぶ

ページ番号35019 更新日 平成17年6月22日

ゆうゆう大学の専門科目がスタート

先生に教えてもらう高齢者の写真

 平成17年6月21日(火曜日)、ゆうゆう大学の「パソコン入門、初級、中級」コースで主にローマ字入力の練習と文字に色をつける内容を学びました。流山市ゆうゆう大学は、60歳以上の方を対象とした2年制大学。4月から、300人の学生が学んでいますが、全員が学ぶ「教養科目」と、軽スポーツや古典文学などの「選択科目」があり、この選択科目のひとつ「パソコン入門、初級、中級」コースが、6月初めからスタートしました。


手元のキーボードの写真

 この日は、通常のパソコン配列ではローマ字入力が大変で苦労している方のために、産官学で共同開発されたキーボードシステム「タタク」を希望者の方に試しに使用してもらいました。使用していた方からは、「片手でパソコンが打てる」、「色が分かれているから見やすい」と好評でした。皆さん一様に熱心で、パソコンを覚えたいという意欲が会場にあふれて楽しい雰囲気でした。


教室全体の写真

 このほか初級コースでは、ワード機能を使ったチラシづくりを学び、「もっともっと知りたい」、「学びたい」と意欲的に取り組んでいました。パソコンは、「孫や子どもたちとメール交換したい」など、生活に潤いを求めている中高年の方々のひとつのツールとして、いまや人々の生活の一部になろうとしています。自宅にいても外とのつながりが持てるパソコンを習得するための支援は、これからも強く求められていくようです。


和気あいあいとした様子の写真

 公民館では、パソコンを生活に取り入れていきたいという初心者を対象に、各種講座を開催しています。毎回、受講希望者が多く、抽選を余儀なくされているのが現状ですが、できるだけ多くの市民に楽しんでいただける機会をご提供したいと、いろいろな技術を持っている方々にボランティアで関わっていただいています。パソコンが人々の生活コミュニケーションのツールになっていくよう、さらなるボランティアの活躍が期待されています。


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