ぐるっと流山 TX南流山駅では消防訓練を実施

ページ番号35017 更新日 平成17年6月23日

つくばエクスプレス開業まで2か月

消防車の写真

 平成17年6月23日(木曜日)、つくばエクスプレスの開業まで約2か月と迫り、TX南流山駅では車両火災を想定した総合消防訓練が行われました。TX南流山駅は、つくばエクスプレスの開業により新しくできる県内5駅の中では唯一の地下駅ということで、訓練会場に選ばれました。


煙の中を動く消防隊員の写真

 訓練には、市消防本部をはじめ、首都圏新都市鉄道株式会社、流山警察署、流山市消防団、さらには消防広域応援として松戸市消防局、柏市消防本部からも参加、延べ訓練実施人数は約200名となりました。訓練参加車両は、消防ポンプ車、救急車、救助工作車など合計14台が駅前に集結、道行く人も何事かと足を止めて訓練を見学していました。


火災が発生した車両からの救出訓練の写真

 午前10時から訓練が開始、まず、つくば発秋葉原行きの快速列車が駅ホームに到着しました。先頭2両目付近から発炎筒が焚かれ、火災発生が確認された後、駅員により初期消火・避難誘導が行われました。到着した車両には、首都圏新都市鉄道株式会社の社員約100名が乗車しており、次々に車外へ避難。その後、通報により駆け付けた消防隊が消火活動を開始、救急隊が負傷者15名を無事駅外へ救出して、駅前広場に設置された応急救護所で手当てを行いました。地下駅での火災に対する訓練ということで、消防隊も救急隊も空気呼吸器を装着。本番さながらの緊迫した雰囲気のなか、参加者は真剣な面持ちで訓練に望んでいました。


整列の写真

 訓練開始から25分後に消火活動終了、35分後には救護活動も無事終わりました。訓練閉会式では、井崎市長から「安全が第1ですが不慮の事故や災害の際には、本日の訓練を活かしていただきたい」と挨拶がありました。平成15年に韓国大邸(テグ)市で起こった地下鉄火災事故では多数の負傷者が発生、また、JR西日本の脱線事故はまだまだ記憶に新しいところです。万が一に備えたこうした訓練は、電車を利用する市民にとっては心強い限りです。
 開業までのカウントダウンも残り62日となり、開業を記念したイベントも数々準備されているようです。詳細が決まりましたら、「広報ながれやま」や市ホームページでご紹介しますのでご期待ください。


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