ぐるっと流山 夏本番を前に、杜のアトリエ黎明で博物館子ども教室「親子のうちわづくり」

ページ番号35011 更新日 平成17年6月27日

世界にたったひとつのマイうちわづくりに挑戦

絵を描く子どもたちの写真

 暑い夏本番を前に、平成17年6月25日(土曜日)、杜のアトリエ黎明で「うちわづくり」が行われ、約20人の親子連れが涼しげな絵柄のうちわづくりを楽しみました。この教室は、流山6丁目の本格的なアトリエで絵を描く楽しさをーと、これまで開催してきた「子ども絵画教室」に季節感を取り入れた初めての試み。講師の画家・秋元由美子さんは、子ども絵画教室は、リピーターが多いので、新しいバリエーションを加え、楽しく創作活動に触れてほしいと企画したことを説明したうえで「出来栄えはどうであれ、いまは"楽しかった"というだけでの単なる思い出でも、将来、創作活動をするうえで、きっと役にたつはず」と、幼いときから芸術に触れることの大切さを強調しました。


絵を描く男の子の写真

 主催者が準備した「骨だけのうちわ」は、博物館職員が1年がかりで集めたうちわを水に浸けて紙を剥がしたもの。経費節減をして、子どもたちに楽しんでもらえる企画をと工夫した企画です。お母さんや妹さんと参加した西深井小2年生の竹岡美穂ちゃんは、「勾玉づくりや絵画教室など、博物館の子ども教室が大好きです」と語っていました。この日は、学芸員をめざす4人の大学生が実習で参加していましたが、その中のひとり川村学園女子大3年・山守沙織さんは、美穂ちゃんと同じ西深井小の卒業生とのことで意気投合していましたが「博物館というと中高年者向けの講演会や展示会というイメージですが、子どもたちを対象にしたワークショップなどもっと能動的な博物館運営が望まれています」と語ってくれました。


先生に教えてもらう子どもの写真

 この教室の受け付けや会場設営などを手伝っていた実習生の江戸川大学3年平瀬美世子さんは「こうした催しを通して、子どものときから博物館が身近なものに感じられたら素晴らしい」と社会教育機関や生涯学習施設が子どもを育てる大切な「場」であるべきだと訴えていました。博物館では、7月23日(土)にも子ども教室「江戸川の魚観察」が予定されています。この日は、くわがた虫やアシサイ、キリンや富士山、スイカなど参加者が思い思いの絵を描いたうちわができあがりましたが、この手づくりうちわの一部は、6月28日(火曜日)~7月10日(日曜日)まで杜のアトリエ黎明で「親子のうちわづくり作品展」として展示されます。入場は無料です。未来のアーティストの作品をぜひご覧ください。問い合わせ:博物館電話番号7159-3434


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