ぐるっと流山　グリーン・マーク認定

緑の価値を高めよう　流山グリーン・マーク制度2事業を第1号認証

　市では、「緑の価値指標」を定め、これに適合したプランに「グリーン・マーク」を交付する「グリーン・マーク制度」を今年度から導入しました。このたび、戸建て住宅街区と集合住宅のそれぞれの事業で第1号認証を決定し、14日に認定証の授与が行われました。

　同制度は、市の最大の財産である緑の保全・活用と区画整理事業で失われた自然の回復を目指す「流山グリーン・チェーン戦略」に基づくもので、民間の緑化を促進し、ヒートアイランド現象などを抑制することが狙いです。認定基準は3段階で、「敷地間通風の確保」など2項目の条件を満たすとレベル1。「敷地内地表面および建物外壁の温度上昇抑制」など7項目でレベル2。「住戸断熱性能の確保」など14項目で最高のレベル3になります。今回は、戸建て街区の事業がレベル3、集合住宅がレベル2の認証を受けました。

　第1号として認証されたのは、戸建て街区が「流山市西平井・鰭ヶ崎地区17街区（13画地）」（事業者・ミサワホーム東関東、大和ハウス工業、積水ハウス）の約2100平方メートル、集合住宅が「流山市新市街地地区一体型特定土地区画整理事業施工地区内A4街区1画地」（事業者・オリックス・リアルエステート、東京建物）の約2万4000平方メートル。認証の対象は、つくばエクスプレス沿線整備区域での建築・開発行為で、認証を受けると、市内金融機関の金利優遇措置が受けられるほか、認証を物件の販売促進に活用できます。同制度の問い合わせは、公園緑地課（電話番号04－7150－6092）へ。