ぐるっと流山 葉祥明さんの講演会

ページ番号27910 更新日 平成18年7月25日

絵本を通して心の平和を 葉祥明講演会に250人

南流山センターで葉祥明さんの講演会が行われました

 平成18年7月23日(日曜)、南流山センターで、創作絵本作家や画家、詩人としてご活躍の葉祥明さんを講師に「絵本を通して心の平和を」と題した講演会が行われ、約250人の方々が講話や朗読を楽しみました。講師の葉さんは、90年、創作絵本「かぜとひょう」でボローニャ国際児童図書展グラフィック賞を受賞し、翌91年に北鎌倉に葉祥明美術館を開館。02年、故郷・熊本県阿蘇に葉祥明阿蘇高原絵本美術館を開館。郵政省ふみの日記念切手にメインキャラクターのJAKEが採用されるなど画家としての評価も高く、近年では、人間の心を含め、地球上のあらゆる問題をテーマに創作活動を続ける一方、講演会活動やNHKBS2「世界わが心の旅」、NHK総合「ようこそ先輩課外授業」、テレビ朝日「徹子の部屋」などテレビにも多数、出演されています。


約250人の方々が講話や朗読を楽しみました

 市内で講演会などの文化活動を続けている流山ドラマティッカーズ(飯田敏子代表)が主催し、市教委が後援して開催されました。講師の代表的な作品として「地雷ではなく花をください」、「イルカの星」、「おなかの赤ちゃんとお話しようよ」、「心に響く声」などの作品が好評を得ています。また、詩画集「母というものは」、絵本「ヒーリングキャット」、詩画集「幸せことばのレシピ」、胎教DVD「天使の声をきかせてよ」、自伝エッセイ「僕と風との対話」なども人気が高く、会場には女性を中心に多くファンが詰め掛けました。


葉祥明さんと井崎市長

 開演前には、聖徳大学助教授の井崎真理さんによるヴァイオリン演奏が行われ、ステージや演台には鉢植えの観葉植物や花が並び、音楽と花と詩の朗読など癒しをテーマにした演出に夏休み中の小学生も静かに聴き入っていました。また、盲導犬と一緒の方々もいらっしゃいました。講師は「知らない自分を知ることが大切」と呼び掛け、やさしい文体と色調の絵画の中にも「地雷ではなく花をください」などメッセージ性の強い話に、参加者はうなずきながら真剣に聴いていました。主催した飯田代表は「皆さんに喜んでいただけるこうした講演会などをこれからも企画していきたい」と語っていらっしゃいました。


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