ぐるっと流山 消防出初式

ページ番号26031 更新日 平成19年1月15日

息を呑む救助活動に大きな歓声 車両35台が参加し盛大に消防出初式

文化会館大ホールでは式典

 平成19年1月13日(土曜)、新春恒例行事の「流山市消防出初式」が文化会館で行なわれました。当日は、市消防職員や消防団員など約600人と消防車両約35台が参加しました。大ホールでの式典では、消防業務に功績のあった個人や団体に対する県知事表彰や県消防協会長表彰、市長表彰などの受賞式が行なわれました。この日、受賞したのは107人と7団体。


南流山幼稚園の園児たちがお遊戯を披露

 式典終了後は、会場を駐車場に移し演技の部が行われました。はじめは、南流山幼稚園の園児82名によるお遊戯。「防火」と書かれた揃いのハッピを着て、「チャンピオーネ」「ソーラン節」の曲に合わせ息の合った踊りを披露してくれました。詰めかけた約500人の来場者からは、温かい拍手が送られました。園児たちは幼年消防クラブにも所属していて、この踊りは運動会でも同じハッピ姿で披露され、火災予防を呼び掛けたそうです。


第20分団が消防操法の演技

 実戦消防操法の演技を行ったのは、昨年9月に行われた第15回市消防団実戦消防操法大会の小型ポンプの部で優勝した第20分団の皆さん。駒木台、青田地域を管轄する同分団には、秋谷分団長以下11名の団員がおり、毎月3回の夜警を始め地域住民の安全のため日夜活躍されています。当日も、きびきびとした迅速な操法演技が披露され、会場からは大きな歓声が上がりました。


文化会館屋上からの救出活動

 次に行われた消防演習には、車両6台と23名の消防職員、消防団からは第5方面隊の第18・19・21分団が参加しました。震度6弱の地震により、中高層建物内に逃げ遅れた人、交通事故により乗用車内に閉じ込められた人、中高層建物からの火災などが発生したことを想定して行われました。


車を解体しての救出

 文化会館の屋上にいる逃げ遅れた人を救助するため、はしご車が出動。リフターを利用して、わずか数分で見事に救出されました。車内に閉じ込められた人の救出活動には、工作車からラムカッターやスプレッター(いずれも大型油圧救助器具)が運ばれ、運転席のドアと屋根が切り離されるなど、普段なかなか見られない作業に来場者も息を呑んで見守っていました。負傷者は応急措置を施されながら無事車外へと運び出されました。


一斉放水

 ことしも消防出初式の最後を締めくくったのは、文化会館の建物に向けての一斉放水でした。消防隊1隊と消防団第5方面隊の3個分団が勢いよく一斉に放水。5本のホースから抜けるような青空に向けて放たれた水は、水しぶきのカーテンとなって降り注ぎ角度によってはきれいな虹も見られました。これからも乾燥した日々が続きます。市民の皆様には、くれぐれも火の用心に心がけていただき、流山市を火災のない安全な街にしましょう。


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