ぐるっと流山 縄なえに挑戦

ページ番号25973 更新日 平成19年1月25日

 縄をなって自分だけの縄跳び 地域の高齢者が児童に手ほどき

地域のお年寄りが指導に

 平成19年1月25日(木曜)、西初石小学校(吉田洋子校長・児童数524人)で「わらを使った創作活動」が行われました。5年生児童84人が体育館にレジャーシート敷き、同小学校地区社会福祉協議会(堀江文男会長)の指導で稲藁を使って縄なえに挑戦しました。


縄なえに挑戦

 19人の地域のお年寄りが、6つのグループをそれぞれ3~4人で担当し指導しました。19人の指導者のうち男性は3人だけでしたが、上貝塚にお住まいで上貝塚や谷、桐ヶ谷などをエリアとした老人クラブ「三楽会」の会長をしていらっしゃる池田吉郎さん(81)は、「昔は細縄を編んで俵を作って、太縄でしばるなど縄をなえないと農家ができなかった」と縄なえが子どもたちにとっても日常的だったことを子どもたちに教えてくださいました。


縄で縄跳び

 子どもたちの多くは、初めてのことで、手を濡らし、手のひらで藁をこするようにしていきますが、「力の入れ具合が難しい」と四苦八苦。4年生のときの遠足で、印旛郡栄町の県立「房総のむら」で縄なえ体験教室に入ったという児童は上手に縄をなっていました。3本のわらを手にふたつに折って、両手ではさみこむようになっていきます。


お年寄りの作り方で学んで

 茨城県常総市で子ども時代を過ごされた西初石の小沢とし子さん(69)は、「昭和23年くらいから機械化されましたが、親の作業を見て育ったので身体が覚えていました」と子どもたちの手をとって教えていました。吉田校長は、「学校でも花壇やバケツを使って稲を作っているので、自分たちの藁で体験させたかったのですが、「藁が不揃いなので、堀江会長さんのお宅から持ってきていただきました」と語っていました。


縄で縄跳び

 教職員も初体験という人が多く、児童と一緒に手ほどきを受けていました。若葉台から参加した宇月裕夫さん(71)は、「久し振りなので上手になえる自信がなく夕べ練習してきました」。子どもたちは、できあがった縄を使って二重跳びなどの縄跳び遊びに興じていました。


楽しそうに縄なえに挑戦

 同小学校では、1月22日(月曜)に1年生の児童が地域のお年寄りに、羽根つきや凧揚げなどのお正月遊びの指導を受けました。また、2月8日(木曜)には、全学年で地域の高齢者と一緒に給食を食べながらお話を聞く「ふれあい給食会」を開催するなど地域との連携を深めることによって世代間交流を図っています。


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