ぐるっと流山 大杉神社の祭礼

ページ番号23291 更新日 平成19年7月23日

マンションや住宅街で勇壮なお神輿や山車 夏休み最初の日曜日は家族でお祭り

境内に揃いのハッピ姿で

 夏休み最初の日曜日となった7月22日(日曜)、平和台の大宮公園の高台にある大杉神社の祭礼が行われ、子どもお神輿や大人お神輿、山車が住宅街などを練り歩きました。この神社は、地元で、「加村台の大杉様」などの名称で親しまれています。同神社の祭礼委員会(菅生繁委員長)が中心になって地元加台、平和台、東急ドエルなど、かつて「加村台」と呼ばれた地域の各自治会の協力を得て運営され、前夜の宵宮から多くの家族連れらで賑わいました。


子ども神輿

 神社がある大宮神社は、桜の名所として春には花見客などでにぎやかな公園で、敷地内には平和台福祉会館もあります。高台には大宮神社や大杉神社などが祀られ、鎌倉時代の創建と言われる社をはじめ庚申塔、地蔵、聖観音像などの石造物があり広い境内は、樹木が多く夏の昼間でもひんやりするほどです。この日は、地元の子ども会や消防第7分団などをはじめ、PTAや交通安全協会などさまざまな団体が協力して行われました。


大人神輿

 午後1時に花火が打ち上げられ、担ぎ手がそろって拍手を打つと、いよいよ渡御に出発。あぶら蝉のジージーという声がシャワーのように降り注ぎ、菅生委員長は「朝は雨が降っていましたが、あぶら蝉の鳴き声が長いときには晴れると言われていますから大丈夫です。頑張りましょう」と参加者を激励しました。鎮守の森から、紺の地に「大杜」と染め抜かれた揃いの半纏をまとった若衆が担ぐ勇壮なお神輿が、閑静な住宅街を練り歩きました。井崎市長も、最初は浴衣姿で見学していましたが、周囲に誘われ、お神輿に地元の子どもたちを乗せたまま担ぎ手に加わり汗を流しました。


山車を引く子ども達

 車両の安全などのため参加していた交通安全協会の方は「お神輿が目の前に見えていれば言うことを聞いてくれますが、いまどきのドライバーはなかなか難しい」と感想を聞かせてくださいました。お神輿や山車は平和台の住宅街から県道柏・流山線を横切って加台に向かい、行く先々で自治会役員などが用意した飲み物で水分補給、東急ドエルのマンションでは、末廣太鼓(伊藤末子代表)の子どもたちが打ち鳴らす矢車太鼓が神輿を出迎えました。


祭り太鼓

 各地で夏祭りが続く流山ですが、「おすわさま」の名で親しまれている諏訪神社で8月22日(水曜) 神幸祭が行われ、午後からお神輿が繰り出し、夕方には宵宮が境内に並びます。翌8月23日 (木曜)は大祭。昨年4月には、御鎮座1200年を記念した奉祝大祭が行われた歴史ある神社で、約33000平方メートルの敷地には、北村西望作の狛犬や日展出展作品など多くの彫像があり、また、歌碑や句碑も多く散策コースとしても親しまれています。諏訪神社は東武野田線豊四季駅から徒歩約5分、TX流山おおたかの森駅から徒歩約15分です。


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