ぐるっと流山 e-ネットキャラバン

ページ番号20102 更新日 平成20年1月30日

小山小ミニ集会でe-ネットキャラバン 保護者を対象に日本アイ・ビー・エムから講師招く

小山小でネット情報の講演会

 2月2日の「情報セキュリティの日」を前に、小学生を持つ保護者を対象にネット情報の講演会が開催されました。インターネット社会が進む中で無責任な書き込みや迷惑メール、有害サイトなど、子どもたちをめぐる情報環境には危険も潜んでいます。そこで文科省や総務省が企画している「e-ネットキャラバン」を活用し、日本アイ・ビー・エムから吉田敏幸さんを講師に招いて1月30日(水曜日)、小山小学校で保護者・教職員向けの講演会が行われたものです。


教職員や保護者などが参加

 インターネット利用者の情報セキュリティに対する理解が世代間で異なるなどの問題から、情報セキュリティの向上への気運を全国的に波及・浸透させ、意識と理解を深める必要があると、政府では、平成18年2月2日に「第1次情報セキュリティ基本計画」が定められたことにちなみ、毎年2月2日を「情報セキュリティの日」としています。


講師の吉田さん

インターネット、携帯電話は私たちの日常生活やビジネスに欠かせない大変便利なコミュニケーションツールとなりました。しかし、インターネットがもたらす恩恵は多い反面、ウイルス、迷惑メール、個人情報漏洩、架空請求詐欺などのトラブルも多発しています。近年、子ども達が容易に携帯電話やインターネットに触れる環境が整ってきていることから、児童・生徒を保護・教育する立場にある保護者や教職員に対してもインターネットの安心・安全利用に関する啓発が必要と開催されたものです。


インターネットの怖さをわかりやすく

 講師は、インターネット社会を車社会にたとえ、自動車と道路のおかげで便利になったが、ルールやマナーを守らないと事故や犯罪が起こるのと同じで、インターネットや携帯電話等を介して起きている問題の多くは、現在の日本が抱えている社会問題、家庭問題、教育問題等に根ざしており、子どもを見守り、育む大人の問題であると訴えました。


ネット社会の常識を説明

 また、ネット社会の7つの常識として「インターネットは自己責任の世界」、「すべての情報発信は謙虚な姿勢で」、「むやみに個人情報を公開しない」、「危険なサイトに近づかない」、「著作権、肖像権などを侵害しない」、「コンピュータウイルスへの対応を講じる」、「ID・パスワードはしっかり管理」と呼び掛けました。


真剣に耳を傾ける参加者たち

 同小学校で2学期にアンケート調査をしたところ、携帯電話の所持が1年生で4人、6年生では14人、家庭でのインターネットの使用は1年生で17人、6年生で30人、ブログの使用者も6年生では12人と全国平均よりも高く、「ネット問題は中学生以上の問題」ととらえがちな中にあって、今回、保護者と教職員、地域の方々との「ミニ集会」として企画されたものです。e-ネットキャラバンは、平成18年4月から、全国規模で3年間にわたり、1年間1000講座を目標に実施されています。


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