ぐるっと流山 常盤松中学校で日韓交流

ページ番号17355 更新日 平成20年6月13日

常盤松中学校に韓国の中学生50人 文化交流を通して友好を深めました

挨拶する生徒会長の村上君

 6月13日、常盤松中学校(池畑雅樹校長)で日韓中学生交流の歓迎会が行われました。これは、両国の中学生の交流を深めることで将来の友好的な関係を築くことを目的に、千葉県教育庁と(財)日韓文化交流基金が行っている事業。昨年は、同中学校と東部中学校の生徒が韓国への訪問をしています。今年は韓国の各地から50人の中学2年生が常盤松中学校を訪れました。


合唱のプレゼント

 生徒会長の村上陽介くんは韓国語で歓迎の挨拶。両国の学生から拍手が沸き起こりました。また、韓国訪問団の団長チョン・ヨンスクさんは「韓国には日本と似ている点がたくさんあります。短い期間ですが、環境問題など将来のことを日本の友人と話したい」と述べました。


日韓の生徒たちが休憩時間に記念撮影

 歓迎会では、1年生は韓国語、2年生は英語で挨拶をした後、合唱を発表。3年生はスライドを使っての流山市や学校の紹介を行いました。また、吹奏楽の演奏や全校合唱も行われ、韓国の生徒たちがビデオやカメラで日本の生徒の出し物を撮影する一幕も見られました。


剣道の仕合を披露

 最も盛り上がったのは、剣道部の型と仕合の披露。息をつかせぬ緊迫した戦いに両国の生徒は歓声を上げて喜びました。仕合を披露した長谷川和哉くんと鶴岡康平くんは「大会の試合より緊張しました。みんなが喜んでくれて良かった」。休憩時間には、両国の生徒が声を掛け合い一緒に記念写真を撮る光景も見られる中、剣道部はたくさんの韓国の女子生徒に囲まれ抜群の人気でした。


ノ・ウンジュンさんの舞い

 会の最後には、韓国の生徒3人が、それぞれ民族服をまとい韓国の伝統芸能を発表。イム・ダソムさんは韓国の詩吟で「泰山が高い」を歌い、ノ・ウンジュさんは伝統舞踊サプリを、キム・ジョンヒョンくんは伝統楽器のテグンを奏でました。その後、50人の韓国の生徒は、各教室に分かれ、給食や授業を日本の生徒と一緒に受けるなどの交流を深めました。若者同士、言葉は通じなくても心で通じる光景が垣間見られる1日となりました。


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