ぐるっと流山 流山ジャズコンサート

ページ番号7683 更新日 平成22年3月1日

ベルマークなど呼び掛け楽器を学校へ 尾崎朝子さんとモーニングチャイルド

サックス担当の尾崎さん

 2月28日(日曜日)、生涯学習センターで流山ジャズコンサートVol.3が行われ、柏を中心に活躍する若手ジャズサックス奏者・尾崎朝子さんが率いるMorning Childの皆さんが約2時間のステージを盛り上げました。会場には約100人のファンが詰め掛け、Smooth Jazzと呼ばれるジャンルの音楽を楽しみました。Smooth Jazzというのは、ジャズにR&B(リズム&ブルース)やSoulミュージックの要素を加えた1980年代生まれの新しいジャズだそうです。


若手ジャズバンド モーニング・チャイルド

 ギター石井信義さん、ベース高山佑介さん、ドラム木下晋之介さんは、サックスの尾崎さんを中心に「Light or Shadow」や「Optimism」などオリジナル曲を迫力ある演奏でステージ展開しました。生涯学習センターの指定管理者・アクティオの主催事業として企画された今回のコンサートには若い層が会場を埋め、活気に満ちた雰囲気がいっぱい。これまでもザ・ドランカーズなど1,000円前後の身近なジャズコンサートを継続的に開催してきました。


迫力あるステージを

 リーダーの尾崎朝子さんは、1985年生まれ。小学生の頃から吹奏学部に入部し、テナーサックスを始め、市立柏高校吹奏学部に入部。 2002年マーチングバンド世界大会決勝第1位、第15回全日本マーチングフェスティバルGOOD SOUND(グッドサウンド)賞・優秀賞、第9回日本管楽器合奏コンテスト最優秀グランプリ賞受賞など、多くのコンクールに出場し受賞。中学3年生の夏、ジャズサックス.プレイヤー、マイケル・ブレッカーの演奏を生で聴き、その時の感動が忘れられず、洗足学園ジャズコースに入学し、Jazzを学びました。


盛り上がったステージ

 昨年11月に柏駅周辺で行われた「アートラインかしわ2009」では、32人が思い思いに絵を描くライブペインティングで、イベントを盛り上げたのがMorning Childのジャズ演奏。客席からは「野外ライブのような音量で室内コンサートらしくなかった」、「みんなが知っている曲も聴きたかった」という声が寄せられた一方、松戸市からいらした望月康律さんは「昨年夏に柏祭りでモーニングチャイルドを知りました。パワフルな中にメロディーの美しさを感じます。これからも応援したい」、江戸川台からいらした中田ひとみさんは「メンバーが楽しんで演奏している様子が伝わってきて、こちらも楽しくなりました。若い方にどんどん頑張ってもらいたい」と感想を聞かせてくださいました。


メロディーの美しいオリジナル曲を披露

 Morning Childは、演奏やブログを通じてベルマーク回収や不要な楽器の回収を行い、学校の楽器や各種備品に交換して子どもたちの音楽活動を支援しているそうです。こうした活動を通して流山市北の橋田隆明さんからドラムスのセットが西深井小学校へ寄贈されました。そんな縁もあって、この日は花束を持った西深井小学校吹奏楽部の児童や顧問、保護者の姿も会場で見受けられました。


若手ジャズサックス奏者の尾崎さん

 ジャズが盛んな流山ですが、公民館では、60年の輝かしいキャリアを誇るモダンジャズドラマー、猪俣猛さんのバンドによるスプリング・ジャズコンサートを開催します。今回は、昨年12月のプレミアムジャズコンサートで初共演した市内在住のトランペッター・曽根麻央さんが、今春高校を卒業することから、猪俣さんが記念のコンサートをプロデュースしてくださったものです。3月27日(土曜日)午後2時から(1時30分開場)、流山市文化会館ホールで開催。チケットは前売り1,000円(当日1,500円)全席指定、文化会館・生涯学習センターで発売中です。お問い合わせは文化会館(電話:04-7158-3462)へ。

このページに関するお問い合わせ

ぐるっと流山に関するお問い合わせは、担当課のページからお問い合わせください。
担当課のページ