ぐるっと流山 森の図書館で仕舞と謡曲の会

ページ番号15213 更新日 平成21年5月19日

森の図書館で仕舞と謡曲 125人が伝統芸能を楽しむ

本格的にかかり火も

 5月17日、森の図書館の視聴覚室が能の特設舞台に・・・。室町時代から続く伝統芸能で、600年の歴史を有する幽玄の世界。世界文化遺産にも選ばれた日本の誇る「能」。その詞章を謡うのが「謡曲」、囃子の伴奏無しに数人で謡うのが「素謡」、一人で謡うのが「独吟」です。1曲の中のシテ(主役)の見せどころだけを、紋付袴姿で仕舞扇を手にして舞うのが「仕舞」です。


出演者の皆さん

 第5回目となった今回の森の学校では、市内で30年間伝統芸能の普及に尽力されている流山市能楽研究会(伊藤直彦代表)をお招きして、「仕舞と謡曲の会」を森の図書館・NPO法人ながれやま栞主催で開催し125人の方が鑑賞しました。


代表の伊藤さん

 受付では、番組の他にあらすじを書いた番組解説を配布。視聴覚室に柱を立て、かがり火を焚いて出演者が来場者をお迎えしました。始めに代表の伊藤直彦さんから、5月31日に利根運河で薪能が開催されることから能の鑑賞の仕方について説明がありました。続いて、富士太鼓、岩舟、鶴亀、高砂などが披露されました。


会場いっぱいに来場者が

 来場者からは、「お子さんの舞は可愛くてとてもよかった」、「謡は聴きなれない言葉でしたが、番組解説を読みながら鑑賞したので話の流れが分かった」、「能を生で見るのは初めてだったので感激した」といった声も聞かれ好評だったようです。図書館の「能・狂言」のミニ展示コーナーで本を事前に借りて読んで鑑賞した方もいらっしゃいました。


子どもたちも出演

 出演者した小学3年の石井美紀さんと4年の大越悠平さんは、「緊張したけど、練習どおりできて楽しかった」とほっとした様子でした。当日は、JCNコアラの取材もあり、5月19日火曜日のデイリーニュース(18時から、19時30分から、ほか)で紹介される予定とのことです。


森の図書館の視聴覚教室で

今後の森の図書館でのイベント

 第31回森の図書館夢コンサート「ジブリ特集」<宮崎駿>の世界
 ▽日時=6月7日日曜日14時開演から ▽場所=森の図書館視聴覚室 ▽定員=80人(先着順) ▽入場料=無料 ▽申し込み=当日直接会場へ ▽主催=森の図書館※企画運営は流山市音楽家協会
 問い合わせ 森の図書館04-7152-3200


能の舞を披露

 第6回森の学校「俳句入門講座」俳句~世界でいちばん短い詩~
 ▽日時=6月21日日曜日・27日土曜日13時30分~15時30分  ▽場所=森の図書館第2会議室 ▽講師=水見壽男さん ▽内容=1.俳句の基礎2.俳句の応用 ▽定員=25人(先着順、2回とも出席できる方) ▽参加費=800円(資料代) ▽主催=森の図書館・NPO法人ながれやま栞 ▽申し込み=6月2日9時から電話で森の図書館へ
 問い合わせ 森の図書館04-7152-3200


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