ぐるっと流山 ゆうゆう大学おおたかの森散策

ページ番号15171 更新日 平成21年5月28日

中高年者のおおたかの森散策 ゆうゆう大学学生ら70人が森の生態系などを学ぶ

ゆうゆう大学に70人

 60歳以上の中高年の方々が学ぶ「流山市ゆうゆう大学」の各学園の授業が活発に行われています。4月16日に第1回の授業を文化会館ホールで広く一般に公開で開催し、5月からは市内5会場のそれぞれの学園ごとの授業が始まっています。トップをきって行われたのは、文化会館を会場とする「中央学園」の授業。学園別授業の最初は屋外に出ての授業でした。
 


NPOさとやまの解説で森の中へ

 中央学園最初の授業は、おおたかの森探索。NPOさとやまの恵良好敏理事を講師にお招きし、流山おおたかの森駅から数分の通称おおたかの森(県立市野谷の森公園予定地)を散策しました。当日は、ゆうゆう大学中央学園の学生ら約70人が参加。初夏の木漏れ日が差し込む森の中を1時間にわたって歩きながら森の生態系などを学びました。


NPOさとやまの解説で森の中へ

 おおたかの森の豊かさは植物群落の多様性によって成り立っています。戦後、日本の里山が杉やヒノキに変わった中で、おおたかの森ではクヌギやコナラなどの雑木が占める面積が多く、田植えの前に元肥として投入する刈り敷きと呼ばれた肥料は森の下草や落葉樹の若葉・落ち葉を使ったそうです。土地の利用目的に合わせて植生がモザイク状をなし、植物の種類が増えることによって昆虫が増え、その昆虫を捕食する動物が増え森全体を豊かにして、おおたかが生息できる森として残りました。


おおたかの森で環境保全などを学びました

 参加された皆さんは、「開発が進む駅周辺にこんな深い森があるとは思いませんでした」、「駅の名前を見聞きするだけで環境保全を考えることができていいですね」とそれぞれに感想を聞かせてくださいました。ゆうゆう大学は、今回のような学園個別の授業が中心ですが、広く皆さんにもご参加いただける「公開授業」もあります。次回の公開授業は、6月20日土曜日13時30分から文化会館ホールで「映画と講演のつどい“流山でつくられた映画たち”」が行われます。入場無料、申込不要です。ぜひ、ご参加を。お問い合わせは文化会館04-7158-3462へ。


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