ぐるっと流山　「バードウオッチングと鳥検定」

　自然を通じて流山をもっと知ろう 　バードウオッチングと鳥検定

　1月30日、2月13日、2月27日、公民館「めざせ鳥博士～流山をもっと知ろう～第1弾鳥検定」が開催されました。この講座は、流山の自然をテーマに、利根運河でのバードウオッチング中心に学ぶ対策セミナーと、検定とのセットで行うもので、元すみだ環境ふれあい館アドバイザー淺川裕之さんと日本オオタカネットワーク会員の紺野竹夫さんの指導で行われました。

　1月30日のガイダンスと講習会では、「流山の環境と生息する野鳥」「野鳥の生活史」「さえずりと地鳴き」「野鳥観察のポイント」「野鳥観察のマナー」などについて、プロジェクターを使用しての説明がありました。

　2月13日・27日には、野外観察会としてそれぞれ「利根運河～理科大理窓公園」「利根運河～新川耕地」を34人が散策。各自用意した双眼鏡、ポケット図鑑を手に3時間余りの行程でウオッチング。美しいカワセミやマヒワ、かわいい小鳥など36種の野鳥が観察されました。参加者からは「こんな身近なところに個人ではとても観察できない野鳥と出会えて感動しました」「改めて流山の自然の豊かさに気づきました」との多くの喜びの声が聞かれました。

なお、当講座は全5回シリーズで開講しましたが、今回の東日本大地震による影響で残念ながら残りの2回（野外観察会「市野谷の森とその周辺」と検定試験）は中止となります。大変好評を得ていた講座でしたので、秋頃、改めて企画を予定しています。問い合わせは、文化会館（電話：04-7158-3462）へ。