ぐるっと流山 非常参集訓練

ページ番号7267 更新日 平成23年2月8日

職員の非常参集訓練を実施 朝6時に抜き打ちで連絡

無線にて連絡

 2月8日(火曜日)、市役所管理職職員を対象にした、抜き打ちの非常参集訓練が行われました。大規模地震災害に対する市職員の参集状況、行動内容を検証するとともに、職員の危機管理意識の向上、今後の災害対策の参考とするため実施されたものです。訓練は、午前6時に、東京湾北部を震源とするマグニチュード7.3の地震が起こり、流山市内でも震度5強を記録、家屋の倒壊や火災も発生し、市内公共交通機関が寸断されたと想定して行われました。


自転車で登庁する職員

 対象職員には、朝6時に災害対策本部から連絡網で参集の連絡が回りました。事前には、期日の通知はされていない抜き打ちの訓練で、対象職員は、徒歩か自転車、バイクなどにより、実際の被災を想定した服装・携行品を所持し、避難所を1箇所以上確認の上、参集するというものです。同様の訓練は、平成7年に開催して以来となり、15年振りとなります。


報告書を提出する職員

 当日の訓練の対象職員は149人。最もはやく参集した職員は、比較的市役所の近くに自宅のある職員で午前6時15分に登庁しました。以後、続々と徒歩や自転車で職員が参集。中には、息せき切らせながら自転車をこぎ、「もう足がパンパンです」と少し弱音も聞かれました。参集結果は、連絡の回った6時から1時間後の7時までに57人(38.3%)、2時間後の8時までに114人(76.5%)、9時までには全員が参集しました。


訓練結果の講評

 前回の平成7年に行われた訓練では、1時間以内に約54%、2時間以内にほぼ全員が参集していることから、市職員の居住範囲が広範囲に広がるなかで、非常時の迅速な参集が難しくなるといった課題も浮き彫りとなりました。訓練を終えて井崎市長は、「職員の居住の広域化などによると思われるが、平成7年と比較して参集に時間がかかるようになっている。実際の被災時には、交通網の寸断などでさらに遅れる可能性もある。早く参集した人員から、迅速に対応できるような対策を練るようにしたい」と講評しました。なお、この日の様子は、JCNコアラ葛飾でも取材され、当日のデイリーニュースで紹介されました。


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