ぐるっと流山 心平さんのスケッチ展

ページ番号7256 更新日 平成23年2月16日

流山をこよなく愛した画家の回顧展

「初夏の江戸川」の写真

 2月8日から13日まで、半世紀にわたり流山の風景を描き続けた、画家の鈴木心平さん(故人)の回顧展が、杜のアトリエで開かれました。今はもうなくなってしまった万上みりん工場の煙突や蒸留塔、流山橋などが描かれたスケッチ30点ほどが展示され、古き良き流山を懐かしむ多くの方が連日訪れました。


作品を選ぶ様子の写真

 鈴木さんは家業のかたわら絵を描き続けました。流山をこよなく愛し、流山市美術家協会の設立にも尽力しました。一昨年に96歳で亡くなった鈴木さんが、生前入院中の病室で描いていた絵が素晴らしかったと、東葛病院内科医戸倉直美先生の発案で、地域に精通した歴史家の青木更吉さんと見世蔵の寺田英一さんとともに回顧展の実行委員会を立ち上げました。また、美術教師仲間の田中節子さん、岡倉日出夫さん、見世蔵を運営するグローバルながれやまも加わりました。


多くの人が集まる展示会の写真

 鈴木さんのスケッチを所有する流山本町界隈にあるとんかつ屋の甲子屋さんから、段ボール3箱分もの原画をお借りして、実行委員会で展示作品を選びました。12日には、青木さん、寺田さんによるギャラリートークも開催。20人ほどの参加者でアトリエはいっぱいになり、流山の歴史や当時の生活など興味深い話に参加者は耳を傾け、コーヒーブレイクをはさみながらの和やかなひと時となりました。


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