ぐるっと流山 職員自主研修

ページ番号7236 更新日 平成23年2月3日

職員自主研修で紛争解決の技法を学ぶ 国総研の出前講座に市職員50人が参加

職員自主研修の写真

 2月2日、市役所閉庁後の午後6時から、職員自主研修「社会資本整備における合意形成」が行われました。これは、国土交通省国土技術政策総合研究所の出前講座を活用したもので、自主研修として市職員約50人が受講生として参加しました。


約50人の職員が参加している様子の写真

 講師には、国土交通省総合技術政策研究センター交流研究員の畑中謙吾さんを招きました。畑中さんは、同センターの建設マネジメント技術研究室で「社会資本整備における合意形成」の研究に従事している方です。講義では、道路や上下水道、公園、学校などの社会資本整備を進める際に起こりうる紛争に対する認識と、話し合いによる合意形成を図ることの重要性が説かれました。


紛争解決について学ぶ様子の写真

 紛争・調停の概念の解説に始まり、互いの主張により相手を説得しようとする「競合的アプローチ」と「人対人」の問題構造を「人対解決すべき問題」と捉えなおす「協調的アプローチ」との違い、メディエーション(自主交渉援助型調停)などを紹介いただきました。畑中さんは、利害・関心が多様化する現代社会では、それぞれの立場の価値を尊重しお互いに納得できる解決策を創造していくことが必要であると強調。行政職員は、聴く技術を身につけて、相手の要望を適切に把握し、合意形成を図る技術を身に付けないといけないと話されました。


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