ぐるっと流山 矢河原の渡し桜広場

ページ番号7227 更新日 平成23年3月7日

矢河原(やっから)渡し広場に桜を植樹 江戸川堤の近くに新たな名所

地元子ども会も参加

 3月6日(日曜日)、加六丁目地先の江戸川「矢河原渡し」近くの広場で桜の植樹式が開催され、地元自治会の役員や子ども会の子どもたちなど約100人が参加しました。矢河原の渡し桜広場設置委員会(秋元浩司会長)が中心となり、サイクリングやジョギングなどで多くの方が江戸川の土手を行き交う中、この広場に桜を植えて新たな観光名所とし、近隣住民の憩いの場としても活用しようと1年前から準備してきたものです。


秋元会長が鍬入れ

 またこの植樹は、近隣の根郷、宿、加岸、加台、三輪野山の各自治会の協力により実現したもので、江戸川を愛する地域住民の力が実を結んだと言えます。式では、秋元会長が「四季折々で様々な顔を見せる江戸川は流山の宝。遠くは富士山や筑波山を望み、スカイツリーも見られるこの場所が、流山本町界隈の新たな名所となり、地元の活性化にもつながればうれしい」と挨拶。続いて、鍬入れが行われました。


式の様子

 植樹された桜は11本。陽光(ヨウコウ)という種類で、花の色が濃く、花が大きいのも特徴です。樹齢は10年以上で、高さも5メートルを超え幹の太さは直径約10センチ、すでにつぼみも持っているため、今年から早速お花見ができるのではと期待されます。


子どもたちもお手伝い

 鍬入れは、大人たちに混ざって子どもたちも大きなスコップを持ってお手伝い。「ヨイショ!ヨイショ!」と土を運んで、桜の根元にかけました。加岸こども会の流山北小学校2年生・千葉優人君は、「スコップに土を載せると重かったけど、一生懸命頑張った。桜が咲くのが楽しみ」とうれしそうに語ってくれました。


新たに設置された看板

 広場の一番南側には、「矢河原渡し桜広場」の看板も新たに設けられました。この看板のイラストは、加四丁目でギャラリーよし営む小坂義弘さんが無償で担当。小坂さんのスケッチは楽しく明るい色づかいが好評で、今年1月には利根運河交流館で「流山街道スケッチ展 運河~西深井界隈」も開かれました。

 矢河原の渡しは、加村の渡しとも呼ばれ、昭和30年代まで、江戸川の両岸を結んでいました。渡し跡には、標柱や当時のものと思われる石灯篭も立っています。歴史的には、新選組の近藤勇が、新政府軍に単身出頭するため、この矢河原の渡しで江戸川を越え越谷へ向かったと伝えられています。


コアラテレビも取材に

 この日の様子は、地元ケーブルテレビのJCNコアラ葛飾でも取材され、3月7日以降のデイリーニュースで紹介される予定です。ぜひ、ご覧ください。なお放送後は、ホームページのBBコアラのコーナーでもご覧いただけます。

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