ぐるっと流山 小坂義弘スケッチ展

ページ番号6827 更新日 平成23年1月24日

小坂義弘 流山街道スケッチ展開催中 市内の史跡などを明るく軽快なタッチで描写

利根運河交流館で展示の様子の写真

 利根運河交流館では「小坂義弘 流山街道スケッチ展 運河~西深井界隈」を開催中です。小坂義弘さんは平成11年に退職後、横浜から流山市加に移り住み、自宅の一部を改造して「ギャラリーよし」を開設、陶芸作家の作品を中心とした展示会を通年開催しています。そのかたわらご自身も街並みのスケッチを続けていて、平成21年には杜のアトリエ黎明で旧街道のスケッチを、平成22年には南流山センターで南流山周辺のスケッチを「花神会展」の中で展示しました。 


窪田酒造のスケッチの写真

 今回はそれに続く第3章として、昨年の夏から描き続けた運河から西深井界隈を中心とした27点の作品を展示しています。西深井の奥深い森や利根運河大師、浄観寺など史跡の数々、窪田酒造や運河駅周辺の商店街の様子など、どれも楽しく明るい色づかいのスケッチです。


小坂義弘さんの写真

 小坂義弘さんは昭和17年、和歌山県海草郡加茂村(現海南市)生まれ。移り住んだ流山のまち並みや歴史に興味を抱き、身近な景観のスケッチを始めました。


窪田酒造のスケッチの写真

 「旧街道をはじめとする歴史のたたずまいとつくばエクスプレスの開通による都市化など、新旧の融合がみられる現在の流山。多くの人が歴史や芸術を学び、元気に暮らすまちの活気。どんどん変化するこのまちの"今"を残しておきたくてスケッチを思い立ちました。20年、30年経ったとき、まちはどんなふうになっているんだろうと想像しながら、これからも残しておきたいまちと人を描き続けます」と話されます。


朝市の風景のスケッチの写真

 館内には、共生プランナーで「利根運河の生態系を守る会」の小瀧康男さんの描いた利根運河絵地図も貼りだし、小坂さんのスケッチがどこから見た景色なのかを表示、利根運河散策のヒントとして来場者に楽しんでいただいています。

 小坂さんのスケッチ展は1月30日(日曜日)までの午前9時から午後5時(24日(月曜日)、25日(火曜日)は休館)、入場無料で開催中です。お問い合わせは利根運河交流館(電話:04-7153-8555)へ。1月15日未明から降り始めた初雪で、白く染まった利根運河ですが、西深井の大地からは春の兆しが感じられます。梅の便りも届き始めた利根運河へぜひおでかけくださいさい。


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