ぐるっと流山 雷神社ふれあい夏祭り

ページ番号7114 更新日 平成22年7月20日

軽快なお囃子に元気な子ども神輿

雷神社ふれあい夏祭り

 7月18日、鰭ヶ崎の雷(いかずち)神社で「雷神社ふれあい夏祭り」が行われました。雷神社は、市指定無形民俗文化財の「鰭ヶ崎おびしゃ行事」が行われることで有名な神社です。夏祭りは、おびしゃ保存会、鰭ヶ崎小学校PTA、鰭ヶ崎自治会を中心とした実行委員会の主催で2年に1回行われます。


22年ぶりに復活した子ども囃子

 雷神社では、古くから子どものお囃子が演じられてきましたが、伝承者の逝去などにより、昭和63年を最後に長く子ども囃子は途絶えていました。今年は、流山のお祭りでお囃子や神楽を伝承している赤城保存会が行う「こどもお囃子教室」の子ども6人が、山車に乗りお囃子を披露。22年ぶりの子ども囃子の復活となりました。

 子ども囃子が鳴り響くと、これに呼応するかのように、近所から子どもたちが集まってきます。子ども神輿の出発は午後2時半でしたが、1時半には雷神社の細長い参道は子どもたちでいっぱいに。諏訪神社の古谷宮司による祝詞奏上などが社殿内で進み、氏子の皆さんや子どもたちが社殿に向かって一礼をすると、いよいよ子ども神輿2基の出発です。


ワッショイ!

 この日は、北部を中心に関東地方でも気温が35度を超え、初めての猛暑日となりました。最初は、声も小さかった子どもたちですが、周りの大人が「ワッショイ!ワッショイ!」と声をかけると、負けずに「ワッショイ!ワッショイ!」と返します。2基の子ども神輿の後ろの山車では、先ほどの子ども囃子に換わり赤城保存会の皆さんが軽快なお囃子で神輿を盛り立てます。


山車をひく子どもたち

 先ほどの子ども囃子から赤城保存会の皆さんに換わってのお囃子を乗せた山車を引く、約20メートルの引き綱を100人近い子どもたちが一生懸命引っ張ります。長い引き綱は、道を曲がるのも一苦労。大人たちが手助けして、上手に細い道も進んでいきます。


暑いけど元気です

 休憩所では、木陰で飲むジュースやアイスがお楽しみ。山車を引いていた大森幹太くんは「山車は他のお祭りでも引いたことがあります。重さは慣れているけど今日は暑くて大変」と冷たいジュースを流し込みました。初めて山車を引いたという大岡りえちゃんは「重くて疲れるけど楽しい」と笑顔を見せてくれました。


町を練り歩きました

 おびしゃ保存会の宇佐見憲雄さんは「PTAや自治会の皆さんの協力もあり、これだけの子どもが集まって神輿を担げる機会があるのはとても嬉しいことです。今年は、22年ぶりの子ども囃子の復活もありましたし、より地域が一体となって祭りを続けていけるといいですね」と話してくださいました。神輿は東福寺などを回り、約2時間半かけてまちを練り歩きました。


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