ぐるっと流山 平和大使任命式

ページ番号7096 更新日 平成22年7月28日

広島に市民手作りの折り鶴を届ける平和大使 市内の小学生20人に市長から任命書

2010年度 平和大使の皆さんの写真

 7月27日(火曜日)、市役所で平和大使任命式が行われました。市では平成16年から、8月15日の終戦記念日に合わせて広島平和記念公園に千羽鶴を届ける事業を行っています。これは、小学生が「平和大使」となって、市民の皆さんから寄せられた折り鶴を平和記念公園まで直接届けるものです。


市長から声をかけられる子どもの写真

 7年目となることしも、市民の皆さんから多くの折り鶴が寄せられていて、市役所では、ボランティアの方々がこれらに糸を通し、千羽鶴にまとめてくださっているところです。平和大使には27人の小学生から応募があり、そのうち抽選で選ばれた20人が保護者の方とともにこの日の任命式に出席しました。


市長から声をかけられる子どもの写真

 井崎市長からは、「実際に行って、見たり聞いたりすることではじめて感じる気持ちがあると思います」「私たちの平和を願う強い気持ちが大切です」と挨拶がありました。続いて鈴木教育長が、色々な分野で頑張っている市内の小学生を引き合いに「皆さんも市内約8,000人の小学生のひとりとして、頑張って学んできてください」と激励しました。


任命書を子どもの写真首にかける市長の写真

 任命書は、平和大使一人ひとりに、市長の手から渡されました。大使の児童たちは、「お願いします」と首に任命書をかけられると、「頑張ります」と答えて握手を交わし、自分たちの果たす役割の大切さに改めて気を引き締めたような表情を見せていました。


任命書を子どもの写真首にかける市長の写真

 はじめて参加する流山小学校6年生の渡辺航介さんは、6月に生涯学習センターで催された「ジョー・オダネル写真展」とコカリナコンサートに行ったことがきっかけで応募したそうです。「被爆者や焼けた直後の原爆ドームのパネル展示を見て衝撃を受け、現地へ行って見聞きしてみたいと思った」といいます。お母さんも、「写真展などで関心が生まれたようですが、実際に行くとまた自分たちの身近なこととしてとらえることができると思う」と、平和について考え行動することの大切さを感じられているようでした。

 任命式を終えた小学生たちは、折り鶴に糸を通し千羽鶴に仕上げる作業に加わりました。市役所の一室では、連日ボランティアで集まった方がこの千羽鶴作りをしてくださっています。ことしはこの作業に参加される方も例年より多いそうで、この日も作業室が満席になるほどでした。糸通し以外に鶴を折ってくださる方も募集しています。また、できあがった千羽鶴は市役所1階ロビーでの展示を予定していますので、ぜひご覧ください。


折り鶴募集

折鶴の糸通しをする子ども達の写真

期間

現在から7月30日(金曜日)まで

折り紙・投函箱設置場所

市役所、中央図書館、森の図書館、文化会館、各公民館、南流山センター、生涯学習センター、おおたかの森出張所


糸を通すボランティア

期間

8月5日(木曜日)までの午前9時から午後5時まで(土曜日・日曜日を除く)

場所

市役所第二庁舎306会議室
(注)期間中なら短時間でも可、申し込み不要です


千羽鶴の展示

期間

8月2日(月曜日)から5日(木曜日)まで

場所

市役所1階ロビー

また、当日の模様はJCNコアラ葛飾の取材を受け、8月29日のデイリーニュースで紹介されます。
放映後はBBコアラのコーナーでも視聴可能です。


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