ぐるっと流山 ジョー・オダネル写真展オープン

ページ番号6805 更新日 平成22年6月9日

「ジョー・オダネル写真展」を開催中  関連イベントも多数

コカリナとハープの演奏

   流山市生涯学習センターギャラリーでは、6月8日(火曜日)から13日(日曜日)まで「ジョー・オダネル写真展」を開催しています。これは平成20年に全国放送されたNHKスペシャル「解かれた封印~米軍カメラマンが見たNAGASAKI」で一躍有名になったジョー・オダネルの写真集「トランクの中の日本」の写真展で、「ジョー・オダネル写真展」流山実行委員会の方の尽力によって同展開催に至りました。


白木さんと子どもたちの朗読

 開催に先立ち初日の8日、オープニングセレモニーが生涯学習センターで行われ、同実行委員会の方を始め、協賛団体の方や、関連イベントに出演のコカリナ奏者の黒坂黒太郎さんや、童話作家の白木惠委子さんなど多くの方にお集まりいただきました。セレモニーの始まりは黒坂さんとハープ奏者の矢口周美さんの演奏。黒坂さんのコカリナは広島の被爆樹から作ったもので、この小さなコカリナから奏でられる不思議な癒しの音色に、会場は包まれました。


テープカット

 このコカリナが作られた経緯を取材し、創作童話「ことりになったエノキ」として出版された白木さんは八木南小学校の3年生25人と共に朗読を披露。この朗読は「写真展を見るだけでなく、子どもにも何らかの形で参加できないか」とのことで実現したもので、子どもたちはこの日のためにたくさん練習を重ねてきたそうです。25人全員がそれぞれ朗読をし、全部で20分間にも及びますが、普段から音読を授業に取り入れているおかげか子どもたちはとても上手。白木さんと子どもたちの朗読、そして黒坂さんのコカリナ、矢口さんのハープとのセッションは悲しくも、どこか美しい不思議な響きとして耳に届きました。


テレビの取材を受ける子どもたち

 朗読中は真面目な表情の子どもたちも、終わればやはり子どもらしく元気です。この日はNHKや地元ケーブルのコアラなどテレビの取材も来ていたので、みんなこぞってテレビに映ろうと積極的に手を挙げます。テープカットをした学級委員の橘大地君は「今回のためにいっぱい練習した。出来はよく、緊張もしなかった。」と頼もしい感想です。また黒坂さんも子どもたちに話しかけ「みんな上手だった。たくさん練習したんだね」と労いました。


写真展の様子

  オープニングセレモニーの後、無事に写真展が始まりましたが、すぐに会場はたくさんの人でいっぱいになる盛況ぶりでした。展示される写真それぞれにジョー・オダネル自身の言葉が添えられ、写真と合わせてその時の心情や情景が伝わります。会場ではジョー・オダネルの写真以外にも、長崎出身の野口典男画伯が描いた現在の長崎の絵や、同展開催のきっかけとなったNHKの番組も放映されています。最終日の13日(日曜日)には生涯学習センターで関連イベントとして「平和を考える音楽と朗読の集い」を行います。写真展と合わせてお越しください。


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