ぐるっと流山 めだかの学校

ページ番号7058 更新日 平成22年9月2日

小学生が二泊三日のキャンプ  ドラム缶風呂やキャンプファイヤーなど体験

ロープ結びを教わる

 8月27日から29日、「めだかの学校」キャンプが流山市長崎のボーイスカウト星の森キャンプ場で開催されました。「めだかの学校」は、小学校高学年を対象とした公民館の体験学習事業で、場所を文化会館からキャンプ場に変えて2回目の開催です。今年は11校から男子10人・女子5人が参加し、ボーイスカウト流山第3団と江戸川大学の学生ボランティアの皆さんにスタッフとして指導していただきました。


ロープで降りる子も

 子どもたちはキャンプ場に午前9時に集合。5人ずつの3グループに分かれてグループ対抗のゲームを行い、グループ長を決めました。最初に行ったのは、枯れ草やマッチを使っての火起こし、ロープの結び方の勉強など。木の上に大きな板を敷いた、ツリーハウスならぬ「ツリーテラス」にはしごを使って上り、自信のある子は、テラスの側から下に垂らしたロープを伝って下りることにも挑戦しました。


「気持ちいい~」

 みんなでテントを立てた後は、再び火を起こしての夕食作り。先生からレシピを教わり、ご飯と豚汁を作りました。食べ始める頃にはすっかり日が暮れてしまったので、ランタンの明かりに集まってくる虫に悩まされながらも、自ら作った夕食を食べることができました。夕食後には、ボーイスカウトの皆さんが用意してくれたドラム缶風呂に交替で入りました。この日も連日の猛暑により、体は汗でべとべと。それぞれ水着に着替え、シャワー用のテントで冷たいシャワーで汗を流してから、一人ずつお湯に浸かりました。


昼食後のクイズ

 2日目は、ウォークラリーで運動公園に出かけました。グループごとに与えられた案内図を頼りに歩き、出題されたクイズを途中で解きながらピクニック広場にたどり着きました。昼食におにぎりを食べた後は、公園でもクイズに挑戦です。新たに渡された案内図で陸上競技場や展示のSL・日本庭園などを見て回り、グループ別に点数を競いました。楽しかったレクリエーションの後はいっぱいの汗を流すため、市のバスを使って下花輪のほっとプラザに行きました。学生ボランティアの皆さんもいっしょに大きなお風呂にゆっくりと浸かってリフレッシュ。皆元気を取り戻しました。


サバイバル飯炊き

 2日目の夕食はサバメシ(サバイバル飯炊き)です。上の面を切り取った350mlアルミ缶を2本用意。1つの缶には米と水を入れてアルミホイルでふたをして釜として使います。もう1つの缶は、かまどとして使うため横に小さな穴が複数開いていて、2本の缶を縦に重ねてご飯を炊きます。燃料は牛乳パックで、短冊状に切れ目を入れたものをちぎりながら下の缶の穴に入れて燃やしていきます。燃料がよく燃え過ぎて炎が噴き出したり、逆に火が消えてしまったり苦労はしましたが、何とかご飯ができました。


最後の夜を楽しみます

 夜にはキャンプファイヤーを行いました。炎を囲んでグループごとに寸劇や謎かけごっこをしたり、歌ったり踊ったり、傘化けの着ぐるみも登場して、終わりの夜をみんなで楽しみました。


焼き具合の調整が難しい

 3日目の朝食・カートンドックは、簡単そうで失敗作が多く出てしまいました。ホットドックをアルミホイルで包み、湿らせた新聞紙でくるんで牛乳パックに差し込んで焼いたのですが、ちょっと焼け過ぎて表面が黒こげになるものが続出してしまいました。


まいぎり式火起こし器

 続いて、まいぎり式火起こし器という器具を使って、火起こしに挑戦しました。火を着けることはできませんでしたが、皆暑さを忘れて頑張った結果、煙が出るところまでは何度も進みました。最後はピザ生地をこねて、ボーイスカウトの皆さんにピザを焼いてもらい昼食。同じくボーイスカウトの皆さんが作ってくれたかき氷も味わって、閉校となりました。


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