ぐるっと流山 平和の折り鶴伝達式

ページ番号7051 更新日 平成22年8月6日

平和大使への折り鶴の伝達式 今月10日に広島へ出発

平和大使たち

 8月6日、市役所で「平和大使への折鶴の伝達式」が行われ、20人の小学生に井崎市長と鈴木教育長から、折り鶴が手渡されました。流山市では、平成16年から広島へ平和の折鶴を送る事業を始めて今年で7年目。昨年からは公募の小学生を「平和大使」として、直接広島へ折り鶴を届けています。


今年集まった折り鶴は10万羽

 今年は20人の市内小学5・6年生が、8月10日・11日の2日間で、広島平和記念公園へ折り鶴を献納するほか、平和記念資料館の見学や、被爆者講話体験などを行います。今年、市民の皆さんなどから集まった折り鶴は10万羽。先日まで、ボランティアの皆さんが糸を通してくださっていました。


井崎市長から折り鶴を

 伝達式で井崎市長は「今年は、7月21日から8月5日までの期間に、過去最も多い延べ236人のボランティアの方々が集まった折り鶴に糸を通してくださいました。皆さんは、こうしたボランティアの方々や、市民の皆さんを代表して、広島へ平和の想いを届けることを忘れずに、しっかりと学んできてください」と大使たちを激励しました。


鈴木教育長からも折り鶴を伝達

 また、鈴木教育長は「世界的に平和が叫ばれる中、原爆を保有する国がまだまだたくさんあります。大人たちは、世界の原爆が間違えて使われないよう、考えたり話し合ったりしていますが、君たちは、広島で直接その被害を見て、感じて、それを帰ってきたときに学校や家でみんなに伝えてもらいたいと思います」と話しました。


平和大使を代表して林さんが誓いの言葉

 その後、井崎市長と鈴木教育長から、ひとりひとりに千羽の折り鶴がつながれた束が手渡され、平和大使を代表して流山北小6年・林詩織さんが「平和大使として広島へ行き、平和の大切さを一生懸命学んできます」と誓いの言葉を述べました。大使のひとり、はだしのゲンを読んで心を痛め、自分で応募したという西初石小・5年の竹内祐太くんは「アメリカが、原爆という死の切符をなぜ広島に配ることになったのか。しっかり見て、感じて来たいと思います」と決意を語りました。


11日からは広島へ

 最近、ニュース番組もよく見るようになって時事問題にも興味が出てきたという流山小6年・西澤慧音さんは「広島に行くことができる良い機会。今、私にできることは何か広島で学んできます」と意気込みを語ってくれました。伝達式には、JCNコアラ葛飾も取材に訪れ、当日6時のデイリーニュースで放映されたほか、放送後は同社ホームページのBBコアラのコーナーでもご覧いただけます。


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