ぐるっと流山 子育てサロン10周年記念企画

ページ番号7050 更新日 平成22年8月6日

会場から溢れるほどの大盛況

ピアノ演奏の写真

 朝から気温がぐんぐん上がり、35度とうだるような暑さとなった8月5日(木曜日)、文化会館3階会議室には、幼い子どもを連れた家族、約250人が汗をかきながらも集まりました。この日の「ヴァイオリン・ミニコンサート&大型絵本と紙芝居」は、流山保育ボランティアグループひだまり10周年記念「子育てサロン特別企画」として企画されたもの。いつも子育てサロンの会場としている「ひだまりルーム」よりも広い部屋をフラットに設定。開演時には、会場内は元気な子どもたちの声でいっぱいになりました。


読み聞かせに夢中になっている子どもたちの写真

 プログラムは、「ちいさなあなたへ」の絵本の読み聞かせから始まりました。本を読んでくれたのは、堀江基行さん。中央ひだまりサロンでも絵本の楽しさを伝えてくれている堀江さんは「お母さんになったすべての人に読んでほしい絵本です」と紹介。大型絵本「ぞうくんのさんぽ」。そして、拍子木の音で始まった紙芝居「おおきくおおきくおおきくなあれ」では、会場の子どもたちも一緒に「おおきくなぁれ!」と叫び、会場は一気に盛り上がりました。


ヴァイオリンミニコンサートの写真

 次に出てきたのは、創作しかけ絵本「おおきなかぶ」。ペープサートの要領でいろいろな動物たちが1枚のパネルに登場。最後にみんなで声を揃えて「うんとこしょ、どっこいしょ」と大きな声。やっと抜けた株に会場から拍手が沸きました。童謡絵本「おばけなんてないさ」では、ピアノの北村恵見さんの伴奏で会場全員が合唱。堀江さんが伝えたいという、絵本の楽しさ、面白さは会場内に届いたようで、リラックスした表情で、ニコニコと楽しんでいる様子の親子を見て、ひだまりのメンバーは「よかったね」とさらにニコニコ。 


会場内を歩き回るアントニオ斎藤さんの写真

 いよいよヴァイオリン・ミニコンサートの始まりです。流山市在住のアントニオ斎藤さんは幼い子どもにも大人の方にも、生のヴァイオリンの音色を聴いてほしいと活動していて、今回のサロンの出演を快諾してくれました。まずは、北村恵見さんのピアノ演奏で、だれでも耳にしたことのある「渚のアデリーヌ」。次にアントニオ斎藤さんのヴァイオリン演奏「ダニーボーイ」「好きにならずにいられない」。さらにピアノ演奏で「トトロのテーマ」を、ヴァイオリンのアントニオ斎藤さんが「ユー・レイズ・ミーアップ」を弾きながら通路にでると、通路で聴いていた親子から歓声があがりました。


素敵な音色に聴き惚れている参加者の写真

 「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」の演奏が始まり、間近でヴァイオリンの音色を聴いたママは、抱っこしていた子どもを見て、「きれいな音だね。聴けてよかったね」と目を細めていました。今回、素敵なヴァイオリンの音色を聴かせてくれたアントニオ斎藤さんは、「多くの方にこの音色をそばで聴いてもらいたい」と話していました。最後に、堀江さんによる「だるまさんが」(ブロンズ新社)が読まれると、子どもたちは身を乗り出して一生懸命聴いていました。 


読み聞かせの写真

 今回初めて松戸から参加されたママは、「たくさん参加していたのでびっくりしました。でも生で、身近で聴ける音楽はいいですね。また参加したい」と話しました。ひだまりは、毎月中央公民館や南流山福祉会館を会場に、「子育て中のママたちに、自由に、気軽に足を運んで交流してもらいたい。子どもは可愛いしみんなの宝。助け合って子育てしあいたい」と子育てサロンを10年間続けています。活動に興味のある方は、ひだまり代表飯濱さん(電話:04-7150-5603)にご連絡ください。また、子育てサロンコンサートに関しては、流山市文化会館(電話:04-7158-346)2へどうぞ。


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